合格実績(2012年)

合格実績(2012年)

(以下:敬称略)

2012年度合格実績(在籍者15人中)

大    学 学部 学科 氏   名 出身高校
京都大学 物理工 吉田 拓司 北野
京都大学 工業化学 辻 智彦 洛星
一橋大学 社会 社会 安藤 圭汰 洛星
大阪大学 物理 H T 附属
大阪大学 基礎工 電子物理 池浦 拓朗 堀川
神戸大学 物理 中澤 美季 四天王寺
京都工芸繊維 工芸科 情報工学 田中 健太郎 洛星
京都工芸繊維 工芸科 機械システム 西門 拓音 洛星
京都薬科 上田 菜津美 堀川
広島市立大学 情報科学 片山 玄汰 西乙
京都教育大学 教育 数学 増田 有希 西京

 

合格者の声(抜粋)

京都大学 工学部 物理工 吉田 拓司 北野

 僕が稲荷塾に通い始めたのは高校2年の冬だった。それまでは自分は数学は得意なほうだと思い込んでいたので、学校の勉強をがんばっていた。
実際に基礎の部分は学校の宿題や定期テストをこなすことで身についた。しかし、しばらく触れていない分野の問題や複合的な問題には歯が立たなかった。
そこで稲荷塾に通うことにした。
稲荷先生はユニークな人で質問に熱心に答えてくれた。入試直前の補講ではわからないところがなくなるまで、教えてくれたので実力がメキメキ伸びたと思う。
 稲荷塾でよかったことは少人数だったことだと思う。すると授業では毎回あてられる。これは答えられなくても怒られたりすることはないが、答えられると結構うれしい。
僕だけだったかもしれないが、あてられたときに答えるためには大事なことが二つある。ひとつは予習をしっかりしてくることだ。
予習で悩んだ末にひらめいたところだと当然答えられるし、その問題の解法もなぜか忘れない。
もうひとつは復習をしっかりすることだ。
稲荷塾では復習ノートを作ることを推奨している。作り方は個人の自由だが、とにかく大事なことをメモするノートだと思ってもらえればわかりやすい。
これらの2つ必要不可欠だ。

京都大学 工学部 辻 智彦 洛星

 僕は稲荷塾に高三の春からお世話になった。

稲荷塾での授業では、ただ問題の解説をするだけではなく、なぜそう考えればいいかということに重点が置かれ、問題の全体像や背景が見えるように教えてくれる。だから週あたりたった四題を解くだけで十分に受験数学の力がついていった。

 また、月ごとに配られるエッセイや授業中に飛び出す小話やギャグのおかげで受験勉強のストレスをあまり感じないままにこの一年を乗りきれたような気がする。

僕は夏まで部活【注1】をしていて明らかに勉強時間が足りていなかったが稲荷塾で効率良く勉強できたことが合格できた要因だと思う。塾選びで大手にしようかと迷ったが、稲荷塾にして本当によかった。



【注1】高校3年生のとき、陸上400m走でインターハイに出場

一橋大学 社会学部 社会学科 安藤 圭汰 洛星

 稲荷塾には、高校1年の春から通わせていただきました。数学がどの教科よりも苦手だった僕は当初、
数学専門の塾に入ることに対して不安を感じていました。事実入塾してからの1年間は授業を理解するのが
とても大変で、模試での数学の成績も相変わらず低迷したままでした。

 少し成績が上がり始めたのは高校2年以降でした。授業の内容や重要な公式等をまとめた「復習ノート」を
入塾後一貫して作っていたことがその原動力になったと思います。「復習ノート」とテキストの問題を何度も
繰り返して理解する(丸暗記する)ということが僕の数学勉強法のすべてでした。勉強中にでた些細な内容の質問であっても、
稲荷先生は丁寧に解説してくださったので本当にありがたかったです。

 また、理系の人達に囲まれて授業を受けてきたことで授業レベルの高さに圧倒されつつも、
遅れをとってはいけないと必死になって数学の勉強に取り組むことができました。

 稲荷塾で学んだ3年間は志望校合格には不可欠なものでした。ありがとうございました。

神戸大学 理学部 物理学科 中澤 美季 四天王寺

 稲荷塾に入塾したのは中学3年生のときで、それから4年間お世話になりました。
稲荷塾では学年に関係なく、自分の進度に合った授業を受けるので、同じクラスに年上の方もいれば、年下の子もいるのが普通です。
それだけでも刺激になりますが、その上テストの返却とともに名前と点数が載ったランキング表が配布されるので、クラスでの自分の立ち位置がすぐにわかります。
さすがに年下の子には負けられないと思って復習していたのを覚えています。
また、学年差があるにもかかわらず常に授業はアットホームで和やかな雰囲気で私にはとても居心地の良い空間でした。
授業中でも気軽に質問ができるという稲荷塾の長所は、とことんまで説明してくれる稲荷先生と、それを嫌がらず、一緒に真剣に聞いてくれるクラスメイトがいてくれてこその物だと思います。
素晴らしいクラスメイトと稲荷先生に出会えたことは、私の幸運でした。稲荷先生をはじめにたくさんの人に感謝します。ありがとうございました。

広島市立大学 情報科学 片山 玄汰 西乙

 自分は稲荷先生から学ぶことでいろいろな角度から数学の問題を解くことができ、解くことが楽しいと感じるまでになりました。
それに先生はユーモアーがあり、いつも授業が楽しみでした。

 また数学の先生としてだけではなく、今でもジムに行ってトレーニングしていたり、どのようにしたら生徒が数学ができるようになるかを
研究し続けていることなど努力を継続しているという面でも尊敬しています。だから自分も努力しようと思って受験勉強をがんばり続けることができたのだと思います。

京都工芸繊維大学 工芸科 情報工学 田中 健太郎 洛星

 僕が試験本番から学んだことは2つあります。

 まず、前期試験を受ける前に、私立大学の試験を必ず1つは受けるべきであると
言うことです。センター試験を受けたから、わざわざ私立を受けてまで試験場の
雰囲気を知る必要はないと思っていましたが、学校単位で申し込むセンター試験
と2次試験の雰囲気は全く違うものでした。受かっても行く気がないから意味が
ないなどと思わずに受験しておくことを勧めます。

 2つ目は、復習ノートは作っておくべきであるということです。復習ノートは一
石二鳥な存在です。前期試験では、試験会場が東京だったので殆どの勉強道具を
持って行かず、試験当日も単語帳以外持ち歩いていなかったのですが、数学の試
験の直前に英単語を見ていてももちろん落ち着かず、結果一科目目だった数学の
試験でやらかしてしまい、その後も全科目壊滅という悲惨な結果に終わりまし
た。その失敗を活かし、後期試験の際は復習ノートを持って行き、落ち着いて試
験を受けることが出来、合格することが出来ました。数学は問題集をやるだけで
終わっている人も多いと思いますが、その場合、試験当日に持って行くことの出
来るものは過去問や問題集などの試験一時間前には全く役に立たないものだけに
なってしまいます。しかし、復習ノートがあれば直前に不安になったところもす
ぐに見直すことができ、さらにそんな「武器」を自分は持っているんだと思う
ことができ、精神安定剤にもなり得ます。
一日15分の積み重ねである復習ノートは作るのかけてきた時間以上の見返りをくれるはずです。

京都教育大学 教育学部 数学 増田 有希 西京

 稲荷塾に行ってまず感じたのは自分のレベルの低さでした。
 稲荷塾の授業は毎回指定された問題をあらかじめ解いておき、その問題を解説する、というものなのですが、
その問題はどれも難しくて、時間をかけて予習してもなかなか解けません。
しかし、授業の初めに、予習の段階でどのくらい解けたかを聞かれるのですが、
自分が全く解けなかった問題がクラスメイトには解けているのです。
 学校では他人の出来はわからないので解説を聞いても難しい問題は、どうせ誰もできてないだろう。
などと甘く考えていたのですが、
難しい問題でも難関校を狙っている人はできて当然なのだと肌で感じることができました。
さらに、そこで”できました!”と言いたかったので、
予習にも身が入り、時間をかけてひらめいた解法は定着しやすかったです。
 又、塾内のテストでも他の人が何点だったのかもわかり、それも自分がどれくらいの場所にいるのかの目安になりましたが、
そういったことは大手ではできない個人塾だからこそできることだと思います。
そして何よりアットホームな雰囲気と先生のキャラのおかげで
毎回塾に行くのが楽しみで辛いと感じることなく続けられたことが一番いいところだと思います。
 本当にお世話になりました。