反転授業

反転授業

稲荷塾では2016年から、数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの授業を「反転授業」で行っています。

稲荷塾の「反転授業」とは
 通常の学習では、授業で新しいことを学び、家庭ではそれを復習し、演習して定着を図ります。この授業と家庭学習の役割を反転させるのが「反転授業」です。
 一般的な反転授業では、生徒が講義の動画を見て予習を行いますが、稲荷塾の反転授業では「稲荷の独習数学」(教学社)を読んで予習します。この本は、反転授業を始める以前の授業で稲荷が話してきたことを整理してまとめたものですから、予習用の教材としては最適です。

学習の流れ
 予習では、まず「稲荷の独習数学」を読んで新しい単元の内容を理解します。その後テキストの問題を解きながら、正しく理解できているかを確認します。このテキストは初学者にとって相当レベルが高いので、本を読んで理解したつもりでも必ず「どうするんだっけ?」ということが起こるはずです。そこで「稲荷の独習数学」に戻って説明を読み返し、またテキストの問題に進み、…という行ったり来たりの作業を繰り返し、力が付いていきます。
 ここまでの準備をして、授業に出ます。授業では、まず「ポイント講義」でその日のテーマを整理し直します。次に10分から15分の「小テスト」をして、定着をチェックします。その後小テストの直しをして、最後に「補充プリント」で演習をします。授業では、ポイント講義はなるべく短くして演習の時間をたくさん取ることで、つまずくべきところはつまずき、自分で考え、質問する機会を多く持ち、「できる」ようになることを重視しています。

進度は通常授業の2倍
 通常の授業では「板書し、それを生徒が写し…」、それから説明が始まります。しかし、「稲荷の独習数学」を用いた反転授業では、必要なポイントがすでにまとめられていますので、「板書し、それを生徒が写し…」という無駄な時間を省略でき、効率よく学習を進めることができます。
 このため、通常授業の2倍の進度で進み、数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲはそれぞれ半年間の授業となっています。最短1年半で高校課程の全てが終了しますので、高校1年生から高校数学を学び始めても1年半の演習期間を確保することができます。一方、中学生から高校数学を学び始める場合は、数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲをそれぞれ半年で仕上げられる生徒は非常に稀で、同じ範囲を2回受講するのが一般的です。その場合でも、1年かけて1学年分を学んだことになるので通常の進度と変わらず、2回繰り返して学ぶことで、通常授業を1年かけて受けるよりもずっと理解が深まります。