9歳で大学数学まで学習済みかあ

松谷です。

最近2つくらい同じようなニュースを目にしましたね。

1つは、ベルギーの9歳の子が最年少で理工系の大学を卒業するというニュースですね。

9歳で大学卒業

なんでも大学の学問自体は1年足らずで修めたとか。それで、その後に、医学か航空宇宙学みたいなのを学ぼうかと思っているということで、いろんな大学の博士課程から熱烈オファーが届いているとか。

そして、最近は、日本の9歳の子が小4で数検1級に通ったとかいうニュースですね。

9歳の小4が史上最年少数検1級取得

数検1級自体は、質の違いからそこまで大学入試と関係しないですが(たいていの1級受かる人は東大京大の数学の問題は一般的な合格点をとれる程度には解けるようですが。)、大学での数学とはもちろん大いに関係します。1級はまさに大学卒業程度の数学の力ということです。

この子については、8歳までで高校数学、9歳までで大学数学を学習したみたいですね。学習には、オンライン指導やyoutubeでの講義を参考にしたと。

確かに、最近は、やろうと思ったらyoutubeと無料のサイトなどを組み合わせての学習で、実際のところ東大京大入試までの学習、もしくはそれを超える一般的な大学範囲の学習まで完結できると思いますしね。

 

いや、それにしても、このような特殊っぽい子の割合っていうのはどれくらいあるんですかね。かなり低い割合なんですかね。割合が低いとするとそれに特化するビジネスは不可能ですからビジネスが発達することはありません。

アメリカではギフテッド教育とかがあるらしいですけれど、そういうのはペイしているんですかね。

もしギフテッドっぽい子がかなり多いんだとするとその子たちの興味や知的要求に応えるのは社会的な課題な気がしますが、そこまで多くないのなら、まあ個人的にやってくれっていう感じなんですかね。

 

なんとなく思ったことをつぶやいてみました。

特に主張したい意見があるわけではありませんが、稲荷塾も低学年を預かってますし、明らかに3〜5学年くらいは先の内容(計算だけでなくすべての内容)を身につけている生徒は何人かいるのでなんとなく気になるニュースでした。