2019年度入試っていつのこと?じゃあ2024年度は?

松谷です。

大学入試関連の書籍を作ったり、見たりしているといつも年度の表記で混乱することがあります。

本日2019年11月2日ですが、

皆さんは、2019年度入試といえばいつの時期の入試を思い浮かべますか?

これは大学入試関連の書籍では、2019年度入試と言えば、2019年1月~3月あたりに行われた入試を指すことがほとんどです。つまり、昨年の受験生が受けた入試を指します。

ただ、一般に年度ということに関していうと、2019年度と言われれば、2019年4月から2020年3月の期間のことを意味することが多いと思います。

そんな流れの中で、僕は、昨日のブログで間違いをおかしました。すみません。

文部科学省が、英語民間試験導入の延期を決定し、2024年度導入を目指しますという発言をしました。

ぼくは、てっきり2024年度入試を目指すのかと思ったんですね。でもよく考えたら変だなと10年に1度の学習指導要領改訂の時期と1年ずれているな。変なの。と思っていたんです。

でもなんのことはない。僕の勘違いでした。文部科学省が大学入試改革スケジュールで年度を語るときは、ずっと4月~3月の期間を一つの年度とみているのです。

つまり2024年度導入を目指すということは、2024年4月~2025年3月の間にある入試での導入ということだったんですね。

でもこれよく考えたら納得でした。

英語民間試験とかを1年に2回受けられるようにするとかそういうのはセンター試験みたいな年明けに行われるとは限らず、4月~12月に行われるのが普通なのですから、4月~3月をセットにしておいた方が把握しやすいわけです。新学習指導要領も学年単位で導入されていくわけですからなおさら4月~3月で把握しておく方が間違いないわけですね。

とすると、

現在は2019年度2019年4月~2020年3月(現在の高3生の学年)

来年は2020年度2020年4月~2021年3月(現在の高2生の学年)

再来年は2021年度2021年4月~2022年3月(現在の高1生の学年)

再々来年は2022年度2022年4月~2023年3月(現在の中3生の学年)

再々々来年は2023年度2023年4月~2024年3月(現在の中2生の学年)

再々々々来年は2024年度2024年4月~2025年3月(現在の中1生の学年)

なわけですから、2014年度導入を目指すというのは今の中1生からの導入を目指すということですね。

まあ、あくまで「目指す」となっているわけですがね。。。