意欲のある諸君は取り組んでみよう。という文言

松谷です。

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テキストでも教科書でもたまに、次のような文言があることがあります。

「意欲のある諸君は取り組んでみよう。」

「余裕のある諸君は取り組んでみよう。」

「やる気のある諸君はこれもやってみよう。」

たとえば、Aという事柄の証明をテキストで扱って、それに類似するA’の証明は自分でやってみよう。

とか、

Aという事項を使ったさらなる発展事項に取り組んでみようとか。さらに追加類題を解いてみようとか。

そんな感じですね。

で、結構そういう場合、テキストでは同様であるとして、解答の記述が省略されていたりしますし、まあ生徒の側からすると、重要度的にやらなくてもいいかなと判断するのもまぁ普通だと思います。

でも実際そういう箇所に取り組んでいた子がいて、解答を聞かれたので、解答を作って渡したんですね。

そこでまず感じたのは、自分でさえ割と打算的に学習してしまっている部分もあったなという反省ですね。

結局最終的に入試とかで差が出てくるのって普段真摯に学習しているかどうかという部分だったりするんですよね。そういう部分の差が最終的に大きな差になって表れたりするんですね。

そして、生徒に教えるときに講師側も成長させてもらえるもんだなということも感じました。生徒の疑問などに対応していくことで自分も磨かれる部分が結構あるなということですね。

 

真摯に学習して欲しいなと思います。真摯に教えたいなと思います。