オープン、実戦の結果を見て

東大・京大受験生は8月と11月に重要な模試があります。河合塾のオープンと駿台の実戦です。

そして今、8月のオープンと実戦の結果が返って来たところです。

これを見て今後の戦い方を考えることになりますが、理系の場合、理科の1科目が悪くて判定が悪かったような場合は非常に有望です。

そもそも8月の段階では浪人生が断然優勢ですから、ここで負けているのはある意味当然です。それに理科は短期間の集中的取り組みによって成績を上げやすい科目なので、今後十分に逆転が可能だということです

ですから、A判定やB判定である必要はありません。理科の1科目が悪い場合は有望だと書きましたが、もう一つぐらい弱点があっても何とかなるケースが多いです。それ以上に厳しい場合は、相当に綿密な計画を立て、それをしっかり実行することが必要になるでしょう。

さらにもう一点重要なことは、8月から11月に向けて成績が上がったかどうかということです。

たとえば8月がD判定で11月がC判定だったとすれば、俄然盛り上がります。逆に8月がA判定で11月がB判定だったりしたら、むしろ不安になるということです。

そういう意味で、これから1ヵ月ちょっとの期間の頑張りがすごく重要になります。

 

こういうやり取りを受験生としながら、彼らにはあと5か月、頑張り抜いてほしいと願っています。