2回目で成長を見せる生徒と見せない生徒

松谷です。

おととい数2Bクラスを担当したのですが、

このクラスこそものすごく多様な生徒がいます。

数2Bの3階のクラスにいて2回目の生徒、数2Bの2階のクラスにいて2回目の生徒、数1Aから進級してきた生徒、数2Bから新しく受講する生徒。

中3,高1,高2の生徒がいますが、高1生が一番多いでしょうか。

さて、今回注目したいのは、2回目受講の生徒です。多分半分くらいの生徒が2回目受講でしょうか。数2Bくらいになると2回受講せずに1回で抜ける生徒はかなり少ないです。低学年だと本当に学年に1~3人という感じですし、高校生くらいになったとしても1回で数2B終われる人は半分くらいという印象です。

ということで、2回目受講であることは全く問題とはとらえていません。

そうではなく、2回目受講だとしても、伸びそうな人と伸びなさそうな人がいるのが気になるということですね。

 

で、1回目受講のときの小テスト成績と比べていたのですが、すごく単純な話でした。

 

2回目受講で伸びる人は、1回目のときに曲がりなりにも取り組んでいる人です。難しいなよくわからないな。。。でもこれどういうことだろ。。と頭を働かせながら取り組んで、調べたり教わったりして理解をためていっている人です。そういう人は、単元テストでは50点はとてもいかないけれど20~30点前後くらいをなんとか取っていた人ですね。

そういう人は、上半期の1回目受講時の小テストは0点だけれど2回目受講時は100点とか75点とかはざらでした。少なくとも50点以上はとっていました。

 

一方で、2回目受講で伸びなさそうな人は、1回目いろいろな言い訳をして取り組まなかったり、休みがちだったり、2回目になっても予習の姿勢をそのままにしているような人です。わからない内容はとりあえず似たような問題の解答を意味もわからず写すだけで考えないでその場をやり過ごそうとしているだけの人です。

 

そういう人を見ると悲しいんですけれど、一応叱りました。ただ、結局自分でその状況を真剣にとらえられるか次第なんですよね。なんかあほみたいにこちらだけが騒いでも何も起こりません。

でも、たまに響く子もいるので、一生懸命言うわけですが。。。