伸びる可能性

昨日は久し振りの出勤でした。

何か体中が仕事を拒否しており、コンピューターの細かい字を読むのに苦労しました。

 

えっ?

 

単なる老眼だって?!

そんな気もします。

 

さて、もう前期も最終盤に差し掛かり、ようやく数ⅠAのクラスも落ち着いてきました。

というのは「あまりにも理解レベルが低い」と嘆いていたメンバーについて、伸びる可能性があることを見出したのです。

数ⅠA上のクラスには3、4人ほどの大苦戦している子と3、4人の優秀な子がいます。

優秀な子のうちの1人のT君は高1で、中2のとき数ⅠAを飲み込むのに苦労しました。でも、中3の1年間の高校受験のための勉強を経て、この春から稲荷塾に戻って来てみれば、別人のように優秀になっていたという話は以前にも書きました。

それで、いつしか「苦戦はしていたけれども、そんなに大した苦戦ではなかったのではないか?」と思うようになっていたのです。ところがそうではありませんでした。

半年で数ⅠAをものにできなかったのは言うまでもなく、もう半年、2回目に学んだときでさえかなり悲惨な成績を取り続けており、その成績より今の苦戦グループの成績の方がましだったのです!

何がT君を変えたのか?

今思うように点が取れない生徒もT君のように変わり得るのか?

まあ、誰にでも起こる現象だとは言い難いです。

でも変わる可能性があるということだし、少なくとも私自身の人を見る目は変わったと思います。