独習中学数学
思歩です。
前回の投稿から1年以上たってしまったので、初めましての方もいるかもしれません。
最近の入塾説明会や保護者説明会で受付にいたのが私です。
昨年末に稲荷塾で名刺を作ったとき、私の肩書は「広報」で、チラシを作ったりホームページを修正したりするのが主な仕事でした。
ところが今は、仕事をしている時間の9割くらいは「独習中学数学」の原稿を書いています。
そこで、その進捗を報告したいと思います。
中学数学は大きく分けて「代数」「幾何」「関数」の3つがあります。
この中の代数の原稿から書き始めて、今ちょうど代数の1番最後のテーマについて書いています。二次方程式の解き方やその利用についてです。
このまま予定通り進めば、3カ月以内に一通りの原稿が出来上がりそうです。
学生の間、稲荷塾でチューターをして、そのときに生徒に教えた内容をまとめていますが、授業中には教えきれなかったことも書けるのが本の良いところだな、と原稿を書きながら感じています。稲荷塾の小学生部や中学数学のクラスでは1人のチューターが5人くらいの生徒をみているので、1つのテーマについてじっくり説明できないことが多いです。
その一方で、授業では生徒が問題を解くのを見ながら、理解が間違っているところを重点的に教えたり、すでにある知識や飲み込みの速さを考えて説明の量を工夫したりできますが、本ではそれができません。多くの生徒にとって、説明が多すぎたり少なすぎたりすることなく、正しく伝わるように書く、というのは簡単ではなく、かなり迷いながら書いています。
ですので、3カ月以内に原稿が出来そうだと書きましたが、実際にはそこからたくさんの修正が必要になりそうです。
良い本をなるべく早く完成させられるように頑張ります。