新しい領域を学ぶときにその子の真の姿が現れる

松谷です。

生徒の話を内部でするときに、新しい領域を学ぶときにその子の真の姿が現れるよね。

みたいな話をすることがあります。

すなわち、学校やほかの塾などで大量に学習してすでに知っていたり、もう十分できたりする分野の問題を稲荷塾で学習するときと、

まったくその子にとって初めての分野を稲荷塾で学習するときではやはりだいぶ事情が違うわけです。

先にやっているからすごくできるけれど、実際未知の分野を1から教えようとするとものすごく理解に苦労したり、拒否反応を示したり、途端にモチベーションが下がったりということがありえるのです。

一方で、新しい分野だろうと何だろうが関係なくがつがつ身に着けていくというような子もいます。

まあ、この差は一つは理解能力の差でえあるわけです。これまでの生活の中で培ったそのような能力の差は歴然とあります。

しかし、それだけでもありません。ほかに感じるのは、姿勢の差でしょうか。新しいものを学ぶときに、曇った目でなく、好奇心をもって物事をとらえられるかどうかというのも大きい違いなのかなと思います。

そんなとき素直な疑問を他者(僕たちや周りの大人など)にぶつけられるかというコミュニケーション力も違いを生み出します。

また、多少理解するのに時間がかかったとしても、それをものにしてやろうという意気込みの差も大きな差なのかなと思います。

少なくとも上のいくつかは後天的な要素だなと思いますし、生徒には自分の持てる力の中で、うまい力を発揮して欲しいなと思います。