保護者説明会の報告

昨日は保護者説明会を3回に分けて行い、各回30名以上の保護者の方が参加されました。

対象は小学生部(1回)と反転クラス(2回)です。

今日は小学生部の保護者説明会についての報告をします。

 

小学生部では進度についての報告と、6年生については中学数学のクラスに上がれるかどうかについての基準についてお知らせしました。

5年生の算数は週1回1時間の勉強で約3カ月、6年生の算数は約2ヵ月で進むという稲荷塾での平均と本人の進度を比較し、勉強がスムーズに進んでいるかどうかの目安にしてもらうことを目標にしていました。これが進度についての報告で、6年生については来年度から中学数学のクラス(小学生部でも中学数学を学びますが、中1生中2生を対象にしたクラスを中学数学のクラスと呼んでいます)に上がるといろんなことが変わってきますので、そのクラスに進むべきかどうかの基準についてお伝えしました。

中学数学のクラスになるとまず、授業時間が2倍になります。それからクラスの目標も変わります。小学生部では楽しく学ぶということが一番大切だと考えていますが、中学数学のクラスになると中2から高校数学のクラスに入れるように準備するという目標をもっての学びになります。進度の基準も細かく設定されており、各回にその基準をクリアしていないと3回の授業につき1回行われる確認テストが受けられなくなります。

そうすると、小学生部において平均の進度の2倍ぐらいの時間がかかっている生徒は中学数学のクラスのペースについて来れないことが見込まれ、そうなると勉強が楽しくなくなってしまうだろうと予想されます。その場合、中学数学のクラスに進むよりもっと本人に合った方法を探すことが重要になり、そういった状況をお知らせしました。

 

中学数学のクラスでは今年から入塾テストを実施しており、ある程度以上の学力をもった生徒を対象にするようになりましたが、小学生部から上がる場合も同様の基準を設けるということです。