余計なプライドを持たない子が伸びる

松谷です。

余計なプライドを持たない。

これは勉強するときに大事な要素なのかもしれません。

伸びてできるようになる生徒ほど、

分からないものは分からない、分かるものは分かる、

難しいものは難しい、簡単なものは簡単、

正しいものは正しい、違うものは違う、

すごいものはすごい、しょーもないものはしょーもない

などなど物事をそのままの状態でとらえる傾向があるような気がします。

それに対して、自分自身や、他者との関係性のなかで余計なプライドを持ちすぎている生徒はなかなかこちらの伝えることや学習内容が上手く入っていかない傾向があります。

 

ちょっと学校が先に進んでるとかちょっとくもんで先にやってるとか本当にどうでもいいんですね。(くもん自体はいいんだと思います。それをしていることで聞く耳をもたなくなっている状態だと良くないということです。)

そうではなく、ちゃんと伝える側の言葉や参考書の説明の文章や解答解説や、

 

自分の今の理解度などに真摯に耳や心を傾けて、学習していって欲しいなと思うんですね。

 

そうすればきっと伸びていくと思うんですね。

 

余計なプライドを持たないといいましたが、いいプライドは持っていいと思います。

 

算数数学好きだし得意だと思うから、頑張りたい!とか

しっかり取り組めてるときはいつも良く出来てるから、やればできるはずだ!

とか。そういうのは大いに歓迎だと思います。

あと、従順にやればいいんだとだけ言っているわけではありません。科学には批判的思考というかそういうものがものすごく重要ではありますので。世の中に正しそうでいて誤っていることなんていくらでもありますので、疑ってみるのは全くokなのです。山中先生だって通説と担当教官のいうことを疑ってかかったから大発見につながったわけですから。疑うなといっているわけではなく、物事をありのまま素直に捉えるということが大事なんだと思うんですね。素直な疑問、素直な驚き、素直な批判(?)、素直な感動ですね。

 

僕なんかよりはるかに数学や勉強ができたような人たちは、ちゃんと上には上がいるってことを普通に認識していて、あーこれはいいですね、取り入れよう、みたいな感じで素直に学習していた気がします。実際の性格は人によるとは思いますが、、、勉強に関しては素直な性格で勉強している気がしますしね。

 

まあ、その余計なプライドを持たずに素直に勉強するというのが難しいと言えば難しいのかもしれませんけどね。。。

 

 

実際に、僕が生徒のときに完璧に素直に勉強できていたかというとそれはまあ理想的ではなかったと思います。マインドセット的にはやはりもっと上手く伸びてる人ほどは出来てなかったのかなと。

 

でも、いまいろいろな生徒を見させてもらっていて、なんとなくこーすれば伸びるんだなあというのが、何も見えていなかった学生のときより、よりはっきりと感じますのでね。共有しておきます。