稲荷塾の目標 …

この前、灘から数学オリンピックの入賞者が減っているのではないか、という記事を書きました。

そうかも知れないし、それが医学部志向によるものかも知れません。

しかし、昨年銅を獲得した灘の子は国内大会では銅でしたが、国際大会では金をとり、しかも2年連続で金だったそうです。そして今年東大に進学しました。理Ⅲではありません。

ですから、灘で数学オリンピック離れが進んでいるかどうかと言われると、それは分からないという内部からの情報でした。たまたま実績が出ない年もあるでしょうし …

 

私としては、優秀な諸君には「将来の生活の安定のため」などという理由で進路を決めてほしくはありません。

そうではなく、興味の赴くままとか、楽しくて仕方がないからとか、どこまでもそれを追求したいから、という流れの中で突き進んでほしいと願っています。

 

そこに稲荷塾の存在意義もあると思ので …