ボワッとした問題

今日から授業を再開します。

ですからブログも書こうと思うのですが、しばらくさぼっていたら書き方を忘れてしまいました。

実際に授業をしてみたらいろいろ感じると思うので、おそらく明日からは普通に書けるはずですが、今日はほんと、どう書けばいいかが分かりません。

それで仕方がないので、一つ問題を出しておきます。

 

四面体はどんな四面体でも6つの各辺が、ある平行六面体の各面の対角線になるような平行六面体が存在するか?

 

このブログの読者の大半は小中高校生の保護者なので、こんな問題を出しても、誰も関心をもってくれないことを知っています。

でも、京大の入試問題では四面体が題材として使われることが非常に多く、これを通常以上に深めておくことには意義があるのです。

ということで、今作っている原稿に「四面体の研究」という項目を入れようかなと考えています。

上の問題はそういう思索の中で作った試作品の一つです。

それに、こういうボワッとした問題、つまり「簡単そうだけど、どこから手を付ければいいのかは分かりにくい」問題は京大的とも言えます。

 

まあ、頑張って行こうと思うので、今年もお付き合いをよろしくお願いします。