中2から高校数学に入るべし!
中高一貫校で高校数学に入るタイミングが変わってきています。
以前は一律、中3になってから高校数学に入ると決まっていました。灘を初めとする極一部の学校を除いて。
しかしそれはすごく非効率的で、損であると訴え続けてきました。
まず、2010年8月に出た「小さな数学塾のヒミツ」の中の「画期的カリキュラム」でそのことを書きました。
次は2014年1月に出版された「頭のいい子には中学受験をさせるな」では、本格的にそのことを論じました。
洛星の先生にも予備校のときの生徒がいて、彼をつかまえて熱弁したことがありました。
もちろんこのブログでは何度も取り上げたテーマです。
でも、世の中は全く動かないように見えました。
ところが、
上位校は軒並み中2の間に高校数学に入っているという話を今年になってから立て続けに耳にするようになりました。
ある学校は中2の2学期から、別の学校は少し遅れた秋ごろから、さらに別の学校は年が明けてから高校数学に入る、という具合です。
これは全くの偶然でしょうか?!
直接か間接かは分かりませんが、私の声が届いたのだと感じています。
少なくとも、マイナーな意見として無視されるという状況ではなくなったということです。
何か嬉しいですねぇ!
頑張ります!