台頭する若手との付き合い方
松谷です。
昨日、勝つと思っていたフェデラーがズベレフに負けたので、見る目がなくなったかなと書いたのですが、、、
ズベレフは、ジョコビッチにも勝って優勝してしまいました。
ジョコビッチは、今年の後半のシーズンは無敵に近かったので、なんとも意外な結果です。
てことは、準決勝でフェデラーが負けたのだって単純にズベレフが強かっただけなのかもしれませんね。
若手の台頭はいつも急に起こるものです。
そうやって、テニス界は入れ替わってきましたからね。
でも、ベテランにとっては、すぐに世代交代を許そうとせず、壁として立ちはだかろうとしてさらに努力したり、もしくは、若手の新しい技術を逆に吸収したりというのも、大事な役割だと思います。
悔しい部分はあるかもしれませんが、ある意味素直になって自分の向上になんでも生かしていくというのは大事かなと。
さて、稲荷塾のクラスは小学生部を除いて、学年切りではありません。クラスの学習内容切りです。
中学数学クラスは、中学数学を学ぶ人が対象で、主に中1ですが、中2の人も少しいます。
数1Aは中学数学から進級した人、数2bは数1aから進級した人といった感じになっています。
ということで、各クラスに学年がいり混じっています。(小学生部は学習内容切りじゃないのですが、小3から小6まで入り混じっています。)
これはいいところも、嫌なところもあるでしょう。高校生にとっては、ものすごく出来る中学生に負けたりするのはなんともプレッシャーを受けるものです。もちろん負けたくないと、頑張れる人もいますし、その場合は実力向上に寄与します。
高校生が忙しい学生生活の合間を縫って勉強して、勝つべくして勝ってるのは立派だなと思います。
また、数学好きの中学生が、トップ高の高校生に勝ったりしているのは、それはそれで見ていて面白いです。
小学生が、並の中学生(トップレベルの中学生?)よりはるかに出来ている例も面白いですね。
まあ、部活とかでも起こりますよね?高1生に強い後輩が入ってきて、高3生がレギュラーをとられる危機が訪れるとかね。
そんなときにどのように振る舞うかというのは、人によって違うと思うんですね。でも、自分なりの付き合い方を模索していくのは、その後の人生全てにいきていくのかなと思います。
嫉妬? いいですよ。
なにくそっ? いいですよ。
いいところを盗む? いいですよ。
自分の課題に集中? いいですよ。
最終的に、こと大学受験に関しては、範囲が決められていますので、目の前の自分の課題をコツコツとこなしていけば、ゴールには達するようになっていますしね。焦りすぎることはないかなと。
逆に言うと、できる中学生は、そのままいくと大学受験範囲では、足踏みせざるを得ないということは起こりますね。
その空いた時間に、大学範囲の勉強をしたり、英語を極めたり、スポーツに注いだり、まあ自由にできますけど。
日本では、飛び級という制度がまだあまり機能してないので、それは良くないのかなと。
僕は、理系分野は、飛び級許可したらいいのになと思います。すごく得意な層にとっては、高2の終わりくらいで、京大理学部や東大理1などに受かるのは割と余裕だと思いますからね。
そうすると、受験は高2、高3、浪人みたいな戦いになってしまいますが。。それはそれで大変そうですね。。