オタクのジミー

タイガーウッズの優勝はゴキブリだそうです。

いや、五期ぶりと書くべきでした。

別にゴルフに関心があるわけではないのですが、家内がニュースに反応してそう言ったものですから、ちょっとぎょっとしたわけです。

 

いろいろと書きたいことがあるのですが、諸事情により出版関連のことが書けないので、そちら方面は地味な作業をしているという報告のみに留めておこうと思います。

 

ところで、地味な作業と言えば適切な演習問題を作る作業もまさに地味な作業です。

長年、この仕事をしてくる上で、「テキストの問題としては使わなかったけれどもいい問題」というものがたくさんあり、それらはいつでも使えるようにストックされています。その中から適当にそれらしい問題を選んで演習問題として使ってきましたが、もっとぴったりとした問題を意図的に選ぼうとすると、やっぱり地味な作業になるわけです。

今は大枠で全部の演習問題が出来上がっているので、それらが「適切」であるかどうかを吟味し、そうでなければ差し替えるという作業をしています。

そうすると、どうしても新しい問題をたくさん解いて「そういう問題」を探すことになり、必然的に自分自身の感性を鈍らせない作業にもなります。

 

さらに、地味ながら、昔、私の数学の師匠の河村さん(2人いるうちの1人)がよく叫んでいたように「いや~ぁ、こんな楽しいことをしていてお金をもらっていいんやろか?!」と叫びそうになることもあります。

当時は、「そんなことを思っているのはあんただけやで」と内心思っていましたが、そういうオタク的気質が私にもほんの少しあるのかも …