順風満帆を期待するな
人生、順調じゃない方が幸せということもあります。
稲荷塾の卒業生で、大学受験で思った結果を出すことができなかったけれども、その後頑張って京大の大学院に進学した生徒が2人います。
京大の大学院はかなり閉鎖的で、京大のゼミに在籍している方が断然有利になっています。つまり、他大学からの受験は相当勉強している者でなければ受からないということです。
それを成し遂げた生徒が2人いるということです。
一方、東大は開放的なイメージです。大学でしっかり勉強してきた者であれば、京大よりはるかに入りやすいと思います。
どうしてこんなことを書いているかというと、今年また1人挑戦している子がいるのです。
発表は8月30日、試験はもう終わっています。
受かっていればいいですねぇ!
彼女の大学での院試はちょうど京大の院試と同じ日で、2つ受けることができないようになっていました。
つまり、だめなら行くところがないという状況での挑戦をしているということです。
まあ、自信がなければ到底できることではありません。
どうして彼女がそこまで頑張れたのかというと、ある意味、大学入試で京大に受からなかったからです。
こういうことって、ほかにも結構あります。
昔、灘中に受からなかった子が猛然とダッシュし、中1が終わるころには灘高に受かるような実力になり、実際に灘高に進学したということもありました …
いいこともあれば悪いこともあります。
悪いことがあっても、それをプラスに変えることができれば、それはよかったということになります。
たくましく生きていってほしいですねぇ!