東京医大問題から考察する
松谷です。
東京医大問題広がってますね。
多浪生も女子と同じく点数差別されていましたね。小論文の試験に0.8掛けですか。
さらに、5人くらいの生徒が数点から10数点加算されていたようですね。(男子の現役生と一浪生が一律で加点という噂もありますね。よくわかりません。)
まあ、多浪生差別は、他にもいくつかの医大でやっているはずです。それは、私立国立を問わずです。公然の秘密というやつですね。
多浪生は医師としての稼働年数が短いからとか、社会人も経験しているような人は従順じゃない場合があるからとかいう理由ですかね。もしくは、多浪生は、知識を入れるのが苦手だから医師国家試験などで厳しいだろうからという偏見が理由かもしれません。
そういうのは、インターネットでは結構情報が交換されていて、特に医学部予備校などでは情報としてはしっかり仕入れていて、多浪生は受けないようにしているはずだとは思いますが。
また、5人くらいの点数追加に関しては、完全に裏口入学というやつですね。
文科省のやつだけでなく、改めて裏口入学が明るみになっていて、なんだか興味深いです。
まあ、昔ほど即合格という形ではなく、点数を追加してみたいな形ですが。でも、一点を激しく争う医学部入試で、10数点の加点なんて即合格みたいなものとあまり変わらないような気はします。加点の点数は寄付金の多寡によって決まるのかもしれませんが。
まあ、僕は、そもそも小論文とか面接とかというものを点数化する入試形態である以上、大いに採点する側の主観が入り込みますから、そこに大いに不正が入り込む余地があるだろうと思います。(0.8掛けなどしなかったとしても)
多浪生と面接して、普通にやってたとしても、大学側が、医師として人格が不適格だと判断したらそれまでです。(理由なんてどうにでもなります。)
でもこのようなことって本当は珍しくないのかもしれません。
面接があって男女両方が参加するというと新卒の入社試験が思い出されます。
たとえば、僕が勤めていた前職の会社は、当時、男女が別枠だからなのか、ほぼ同数ずつの採用でした。(今は知りません。)
でも、これ応募人数は女子が男子の3倍くらい以上はいたと思われますから、倍率を考えると、完全に不公平といえば、不公平です。
女子の方が入るのが明らかに大変です。事実、女子の方が優秀な人が多いと言われていました。
ただ、これももしかしたら、女子は出産とかを機に産休とか育休をとるから、労働力の換算上、男子を優遇しているのかもしれません。
もちろんこういうとすごく悪いことをしているようですが、
会社組織の存続強化のためには、多様性の確保が重要という認識から1つの性別に偏らない方がいいと考えて、男女の枠を「平等に」に設定した。といえば、聞こえがいいはずです。
あー、公立高校の入試だって、多くのところが男女同数にしていて、合格点は違いますものね。たいてい女子の方が高い。(基本的には同じ入試をしたら女子の方が点が高くなりやすいと思います。真面目な傾向が強いので。)
洛南中の外部入試なんて、女子を最初から少なくしてますよね。だから、女子は極めて優秀ってのが基本になってます。
何が不公平・差別であり、何が公平で裁量の範囲なのかって難しいですね。
私立だから自分が欲しい人材を自分の好きな方法でとってもいいではないかという見方もあります。
医学部入試に関しては、ほかの大学も全部調べて欲しいなとは思いますね。もっと面白いことがいっぱい出てくると思いますけど。
僕は別に医師なんて、社会人になってからなっても、全然いいんじゃないかと思ってますけどね。包容力があって良さそうですけども。あと、男性だろうが女性だろうが話していて信頼できる人がいいですね。