我が子の才能

松谷です。

我が子の才能はどうなんだろう。

誰しもが、親ならばぶち当たる悩みかもしれません。

 

まず、子どもは間違いなくどこかに、才能はあると思います。

 

しかし、それが、勉強方面なのか、芸術方面なのか、スポーツ方面なのか、コミュニケーション方面なのか、などなど、それは子どもによって違うと思います。勉強方面でも、算数の子もいれば、国語の子もいれば、プログラミングの子もいるでしょう。

 

なのでそれを見つけてあげる、もしくはそれを見つける手助けをしてあげるのは親の仕事なのだと思います。

 

でも、算数数学方面の才能があるかどうかについて、普通は客観的指標をもっていない親は判断しにくいので、才能はありますかね?って感じで、我々に預けてくださっているケースがあるのだと思います。

 

正直、僕はまだ生徒を少し教えただけで、実際に算数数学の才能があるかどうかについて明言できるほどの経験値はありません。よっぽど飛びぬけできる子やよっぽど飛びぬけてできない子はわかりますが。さらに、多少の才能の差があったときにどれくらいまでを努力で補いきれるかというのも完全にはつかみきれていません。昔は自分が教えたら「絶対」「誰でも」東大京大受からせられるはずだ!みたいな大それたことを思っていましたが、そんな甘いものではないということがよく分かりました。生徒本人の気合いや向き不向きなどが大いに関係します。そして、そもそもそれを目指すことが日本の全ての生徒の正義ではないですし。稲荷塾の生徒は全員それを目指す人であって欲しいですが。

 

また、実際、我々は、正直、算数数学の才能を伸ばしているわけではないのかもしれません。持っている才能をいちばん自然な形で発揮させてあげるためのお手伝いをしているだけなのかもしれません。

 

でも、思うんですね。もし、我々のような塾の人間に算数・数学の才能がないですと思われたからといって、親はあきらめるのでしょうか?親がもしその子の算数や数学の才能を信じているなら、たぶん、何か別の道がないかと考えるのかなと思います。また、生徒自身が大いなる目標を持っていてどうしてもそれに数学が必要なら、その生徒も何か方法を探すでしょう。

 

また、もし、我々からの算数数学の才能がないですよ、という意見を認めた場合にはどうするでしょうか。その場合には親は別の方面での子どもの伸ばし方を模索しますね。

 

実際、我が子のことをもし、僕が算数と数学の才能ないなと思ったら、そうすると思いますよ。英語みたいな語学に力を入れてみるかもしれませんし、本好きなら国語などかもしれません。

 

ただ、算数数学の才能あるなしにかかわらず、僕は、基本的に稲荷塾にきたら全員伸びると思っています。いや、というか、勉強したらどこで勉強しようが全員伸びるんだと思います。どんな子でも。ただ、伸びのスピードと幅が違うだけだと思います。東大京大合格するくらいに伸びるのか、それ以上なのか、学校の成績が5くらいになる程度の伸びなのか、それ以下なのか、それは人によると思います。

 

一応うちで伸びない人はどこでもそれ以上には伸びないだろうなって気概ではやってますが。(いや、一部嘘ですね。本当に苦手な人は家庭教師などで、3倍くらいの時間をかけて、学校の進度に完全に沿うくらいにスピードを落としてやった方が成績はよくなると思います。東大京大などには間に合いませんが。これは本音です。)

 

結局、その子にとって何が幸せなのかはわかりません。無理矢理伸ばすことが正義なのかもわかりません。また、京大や東大に行けば幸せなのか、灘や洛南や北野や堀川などに行ければ幸せなのか、医者や弁護士になれば幸せなのか。よくわかりません。もちろん目標の達成は最大限応援しますが。そうしないと塾は潰れますしね(笑)

 

いずれにせよ、うちに通って良かったな通わせてよかったなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。

 

あっ、

8/19に下半期の入塾説明会がありますね!!

8/19説明会ニュース

 

ご興味ある方は是非足を運んでください。