恐るべし全日本選手たち

全日本選手たちと練習をしてきました。

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左から秋山さん、中井さん、中村さん、石田さん、潤ちゃんです。

あっ、私の他は潤ちゃんも全日本選手ではありません。

まあ、それはいいとして、一体彼らと私で何が違うのか?

決定的な違いは

体力とそれに伴う集中力です。

この暑さでも、彼らはまるでバテません。

普通にプレーするのです。

私などは息は上がり、体は走るのを拒否し、集中力はなくなり …

この差を追い付こうと思うと、どんなトレーニングをしないといけないのでしょうか?!

正直言ってちょっと無理な気がします。

だって、彼らとはテニスにかける思いが違い過ぎるからです。

 

勉強でも似たようなことが言えます。

伸びる子は、頭がいいかどうかといったことの前に、やると腹をくくっており、コンスタントにやるべきことをやり続けます。

だから、生半可な覚悟の子はどこかで振り落とされ、ついて行けなくなってしまいます。

つまり、勉強における体力って、覚悟とモチベーションなのかも知れません。

 

これがどのようにしたら身に付くのかはよく分かりません。

一つは年令かも知れません。

というのは数Ⅲ以降のクラスでは、ほぼ全員がやると腹をくくっているように見えますし、授業をしていてこちらもとても楽しいです。

しかし、数ⅡBまでのクラスではまるでやるべきことができていない塾生がいっぱいいます。

だから、怒ってみたり、方法論を伝えてみたり、押したり引いたりですが、めざましく状況がよくなるということは稀です。

でも、年令を待っていたら、間に合わないということもあります。

大体の目安は、高2の夏以降で目の色が変わってくる子は大体受かります。

高3になってから変わるのでは、ちょっと遅い感じがします。

それから、スイッチを入れようと思ったときに、レベルが低過ぎても大変です。どこから手を付けていいか分からないぐらいにさぼり続けて来た生徒は、いざというときに結局、気持ちだけが空回りしてダッシュできないのです。

ですから、理想的でなくても、最低限を下回ってはいけません。

 

まあ、勉強の道は長く大変ですが、逆に言えば、やり方一つで目標にたどり着けるということもあるので、頑張ってほしいです。