「分かる」と「できる」は違う!

演習クラスでは、前回(もう少し前のこともある)説明したことがちゃんと使えるようになっているかを確認するための問題を出題することが多いです。

 

それで、

 

塾生たちはできるようになっているのか?

 

残念ながら、ほとんどの場合、できません。

ひどい場合は、その説明を聞いたことすら忘れています。

 

あまりしつこく言い過ぎると嫌われるのですが、

聞いて、あるいは見たり読んだりして分かる、ということとできるということは違う

のです。

ですから、「おっ、これは新しいことを聞いたぞ」と思えば、必ず、自分で鉛筆を持って再現してみなければなりません。

それは、めんどくさいようですが、最短の方法です。

 

これを何度言ったでしょうか。

 

しかし、

 

実行できている塾生が少ないように感じます。

100個の問題を解いて2個か3個できるようになるような勉強ではしんどいばかりです。

10個の問題を解いたら、そのうちの8個か9個は身に付けるようにしたいのです。

だから、やりっ放しにするな、と言っているのです。

 

やっぱり、嫌われてもいいので、言い続けよっと。