2年後のために調べ中。英検。
松谷です。
2年後、大学入試改革で、
英語の資格試験などは全員が受けなければならないことになっています。
ところで、まあ、いろいろ語っちゃってるものの、実は僕はTOEICしか受けたことがないんですね。
はは、すみません。。
うーん、カーメリアをサポートするためにも、生徒にアドバイスするためにも、もうちょっと他の試験も知っておいた方がいいかと思い、
今回は、英検を調べてみることにしました。英検は一生で一回も受けたことがありません。昔は、中学のときに3級とか受けるのが今ほど普通ではなかったんですね。(あっ、前の塾で英検2級とかの面接官として生徒に練習してあげたりはしたことはありましたね。)
で、1級を受けることにしたんですが、まぁ、正直、大人にとっては、簡単なのかなと思ってました。中学生とか高校生が受けるものでしょ。てか、最近は小学生でも受かったりするっていうし。
しかし、意外とそう簡単でもなく、大苦戦しました。。。。
で、とりあえず、1次試験の試験結果が返ってきたので、載せてみますね。
うーん、これがいいか悪いかはよくわからないですが、英語のことを語る資格があるかどうか微妙なくらいの点数な気もしますね、、、リスニングとライティングについては合格者平均点とあまり変わらない、、、(数学の先生としてはいいと思いますけど。。)
一応、語彙を1ヶ月くらいかけて覚えて、同時にエッセイ形式の英作を3週間くらい書いて、2年分の過去問をダウンロードして解いて、1年分の予想問を解いて、受けました。
感想は、
語彙問題:
パス単そのままやん。こんなん、旺文社との癒着やん。さすがに公的試験に名乗りをあげるにはよくないやろいくらなんでも。1個間違い。13分くらいで解いたかな。本当は10分ちょいくらいで解くべきかと。とりあえず、パス単を完璧にしたらいいんですよ。もう、それだけだす。アプリを使うのを超オススメします。
読解問題:
まじか、意外にむずいな。。でも、選択肢選ぶだけやからな。最後の大問で時間配分ミスで読まずに適当にマークした2つを見事に間違える。作文と語彙の問題の残りの時間で解きました、つまり52分くらい。多分60分くらいかけるのが理想的かと。最後の大問は意外に簡単ですので、そうしたら取りこぼしがなくなりますね。僕は基本的に何のテクニックも使わず全部ベタ読みしました。選択肢が割と細かいので、全部読んどいた方が選ぶ際に安心かと思います。いずれにせよ、ある程度読解力があるなら、全部ベタ読みしても50分以内に読めるとも思います。僕はちと最近の読み慣れが足りませんでした。まあ、正直なめすぎてました。。反省…orz
でも、高校生や受験勉強を頑張った大人が受けるなら読解は稼ぎどころでしょう。
作文:
もうこれは、多分英検側の採点基準を知ってるかどうかだけで決まるゲームやなと。とりあえず、35分くらいかけて書いたけど、この作文ってどんな評価になるんやろと思いながら提出。素点でマイナス5点。点数的には、730ってまあ多分、合格者のなかで普通かちょい良いくらいなんでしょうね。多分、一般的にいうと時間かけすぎかもしれません。25分くらいが理想みたいなのでね。全体で9割5分以上の高得点を狙いにいくなら戦略ミス。ただし、現在はCSEで決まる方式で、ライティングもリーディングやリスニングと同じく850点であることを考えると慎重にならざるを得ないかと。そういう意味では、35分かけたのも絶対ダメとは言い切れませんね。ライティングでは採点官による不公平が間違いなく起こってしまいますし、その上、200wのエッセイ1問だけで、読解やリスニングと同じ扱いって。。。まあ、ただ、背景知識も含めた読解力とかが十分育ってない可能性がある小中学生が、英検1級受けるなら、リスニングと英作で稼ぐのをオススメします。難しい表現全く使わないでも大丈夫ですし。
リスニング:
正直なめすぎてましたパート2。5問間違い。過去問と予想問やったとき、1,2問くらいしか間違えなかったので、あーすごく簡単やな、音声ものすごく遅いしものすごくクリアだし、と思ってたんですね。確かに、小問3問ずつくらいのブツ切り解きだとそういう感想になるんですが、全体でやると全然そうではなかったですね。結構、問題と問題の間隔が狭くて、前の選択肢で迷っているうちに次の問題が始まってしまうんですね。そうしたら次の問題も連鎖的に間違えるみたいな。あと、読解と作文の後なので、慣れてないと結構集中力が削られているのではないかと思います。まあ、ただ、リスニングに慣れている人にとっては基本的には余裕だと思います。クリアすぎて逆に不自然に聞こえるかもしれません。思うのは少なくともリスニングパート全部を一気にやる訓練は必須です。
全体:
練習のとき過去問や予想問はまとめて全部を解く時間が確保できなかったので、細切れで時間を計って解いていました。そうすると、全体を解くときに起こりうるミスのリカバリーがあまりうまくいきませんね。それを1番感じたのが、集中力の低下とリスニングにおける設問間隔の部分ですね。まあ、できることなら、少なくとも2、3回は時間を測って通しで解くことをオススメします。
そして、まあ、この後に2次試験(面接によるスピーキングテスト)があるんですが、正直、あんまり一発で受かる気がしません。でん。
一応今回含めて4回チャンスがあるらしいことはあるらしいです。
まぁ、いろいろ失敗しながら学んだことを、生徒のアドバイスなどに生かせればなと思います。
そして、自分のスピーキングを訓練する機会として使えればなと思います。
とりあえず、英検を一回受けたということで、形式などについて少しだけはアドバイスできるようにはなった気がします。
稲荷塾生で、もし何か気になっている人がいたらいつでも聞いてください。