テストで自分にとって満足な結果を出す方法

松谷です。

先週の土日は駿台全国模試があったり英検があったりなんらかのテストを受けた人が多いのではないでしょうか。

さて、テストで自分の満足な結果を出すにはどうすればいいでしょうか。

 

1つの方法としては、

満足な結果が出るまで受け続けるということですね。

何回も受けられる試験であれば。例えば英検だったり、TOEICだったりそういったものであれば、何度も受けられます。何度も受けるうち、自分のまずい点とかをつかむことができるので、少しずつ改善します。時間配分とか、単純ミスとかが改善していくでしょう。

そして、いつか、すべてが噛み合うときが来ます。そうすれば、自分の満足する結果となります。そらそうですよ。満足する結果が出るまで受け続けるわけですから。

例えば僕は、TOEICという試験を7回も受けています。自分で満足する結果(990)がどうしても欲しかったからです。ちなみに、今となっては執着するべき試験でなかったなと思います。途中から得るものが少なかったからですね。

しかし、稲荷塾のみんなが結果を出したいのは、英検とかTOEICなどではなく、模擬試験などだと思います。だから上の方法は参考にできないじゃないかと思うかもしれません。でも、本当に、模擬試験は、何回も受けるチャンスはありませんか?受けてますよね?すごく。駿台全国模や河合の全統模試だって何回もありますよね?だいたい範囲とか問題構成とか決まってますよね?ましてや、マーク模試なんて学校や家での練習が何回できることでしょう?そこで、悪い結果が出たときに、自分の傾向に向き合っていますか?

解き終わらない??→時間配分は前回と変えましたか?スピードアップの方法を何か考えましたか?

計算ミスをする??→見直しをしましたか?大問ごとですか全体が終わってからですか?式変形の途中でですか?結果の妥当性のチェックをしましたか?確率や数列でn=1,2や∞のとき、図形でΘ=90°のときなど特殊な場合に合っていますか?面積や確率が負の数になってたりしませんか?

模試は何回も受けれるけれど本番は一回じゃないかという人もいるかもしれませんね。はい。そうですね、でも、その時に頼りになるのは過去問です。過去問には必ずその大学息遣いがあるんですね。それは、何十年分もあありますよね。あと、そもそも、模試は本番試験の真似ですからそこで、何度も失敗と成功を分ける部分を知るチャンスがあるわけですね。

 

2つめの方法としては、方法という感じではないですが、

テストが終わったとき、全力を出せたという感覚が残るような受験にするということです。

これがないと、たとえ何か良い結果だとしても満足感が残りません。自分の満足する結果とはやはり自分のそのときの、ベストが出せたときに感じるものだと思います。そのためには、試験の最後の最後まで集中力をもってあきらめないでやりきる、ということが大事になります。最後の最後までのやり切り方は人によって違います。できそうでできない問題を必死に考えて解法を思いつくことかもしれませんし、必死に見直して間違いを見つけて修正することかもしれませんし、最後まで時間とにらめっこしながら時間配分を守り切って問題を解き終えることかもしれません。

例えば、僕の場合、大学入試が終わったとき、「やりきった!」と思うことができました。まぁもしこれでだめだとしても実力は出せたので、仕方ないという思える感じでしょうか。そういうのがとても大事だと思います。

 

3つめの方法としては、実力を上げるということです。

何を当たり前なことを。と思われるかもしれませんが。もし、あなたの目標や満足が高いところにある場合は、実力を上げなければあなたが満足する結果には到達しません。もし、時間があと10分くらいあって、ミスがなくなったときの点数を考えてみてください。それが、現時点でのあなたの実力の限界値です。それ以上に伸ばさなければ目標や満足に達しない場合、地道に知識や技術や考え方を拡充していくしかありません。

また、英語や数学などについては、解くスピードも実力の一種という考え方が一般的です。つまり、最大限急いだ時のスピードのマックス値も少しずつあげていかねばなりません。理想の時間配分を考えたときにどこで時間を取り過ぎているのかを考えながら、修正していかねばなりません。単純な計算スピードなら訓練が必要ですが、それも、省力するテクニックがあったりします。対称性を考えたり、シグマ計算で技をつかったり、積分の公式をうまく使ったり。英語の長文だったら、一度読んだ文を時間を測って何回か読みながら、時に付属の音声も使いながら、分速150Wくらいのスピードの世界を体感することも大事です。そうすることで、そのスピードが少しずつ自分に浸透していきます。

実際、テストでアウトプットできる結果にはある程度ぶれが生じます。そのぶれの下限を少しずつ上げていかねばなりませんね。

そもそも、テストとは自分の実力の80%出ればいい方と言われてますからね。その80%でも取れる点を上げておくことはやはり必要なわけです。

 

う~む。何か当たり前のことばかり書いているような気もしますが。。

全力を尽くして欲しいなというエールだと受け取ってもらえれば幸いです。