集団の影響?

松谷です。

昨日、数1Aのクラスで、チェビシェフの不等式を説明しまして、

 

まあ、レベルの高い人どうしを集めたら、全体として効果が上がるよ、みたいな話をしました。(レベルの高い人と低い人を補完し合うように組み合わせるより。)

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スポーツでも、勉強でも、まあまあ、それはあてはまるなとは思います。

 

サッカーとか卓球の育成システムとかそんな感じですよね。

 

勉強においても、学区制の撤廃とか、大阪の文理学科はどこからでも受けられるとはそんな感じですかね。

 

まあ、個人的には、勉強において、競争を煽りすぎるのはそんなに好きではないですが。スポーツよりも、自分との闘いの要素が強いので。

 

さて、レベルの高い人どうしを集めたら効果があるよという話をしましたが、レベルの高い集団にまだそこまでには達していない少しの人数の人を放り込んだらどうなるでしょう。(レベルの高い集団というのは、当たり前のレベルが高いというイメージでしょうか。これくらいやるのが当たり前みたいな。求めるレベルが高いというのもレベルが高い集団ですね。)

 

可能性としては、

自信を喪失してどんどんやる気がなくなってしまう可能性もありますし、

 

これくらいできなきゃならんのか、それが普通なのか、何くそってなって、頑張るぞってなる可能性もあるでしょう。

 

でもいずれにせよ、自分が思っている殻を破らせてあげる効果はあるかもしれないなと思います。

 

 

例えば、A会話準備クラスは、一般的に見ると結構異常なレベルのスピードと内容を求めています。

 

ただ、僕からすると普通にできるはずと思ってますので、一応全員にそれを要求しています。すると適応する人は適応してしまいます。

 

じゃあ適応しきれていない人は何にも恩恵を受けていないのかなと思ったらそうではないようなんですね。

 

適応してない人は適応してないなりに、それくらいできるのが普通なんだと思ってか、勉強量を増やしたり、工夫したりするようです。保護者さまのフォローが強くなる場合もありますね。

 

その結果、

 

クラスでもっと苦戦している1人かなと思っている生徒が、学校の定期テストで95点だったそうです。

 

もともと、アレルギーくらい英語が嫌いだ?と言ってましたから、たぶん、そういう集団の刺激を受けなければ、学校の定期テストレベルでも苦戦していた可能性はあるのではないでしょうか。

 

つまり、集団による自分の殻を破る効果が少しあったのではないでしょうか?

(もしかしたら、そんな効果はなくて、普通のゆっくりのスピードでやった方が、もっとすばらしい状況になったのかもしれませんよ。それは、僕にはわかりません。)

 

まあ、本当に英語の上達をして欲しいと思ってますので、定期テストは気にしていないんですが、それでも、そこから何らかの前向きな気持ちを得てくれているのならそれはすごくいいことだなと思います。(どんな定期テストなのかは知りませんが。)

 

まあ、それでも、ちょっと準備クラスが速すぎる可能性はありますがね。。自分で独学で同じ内容をやる人は6ヶ月くらいを目安にするとまったく無理なくできるのではないかと思います。