詰め込むだけではだめですね。
松谷です。
カーメリアがテストのために詰め込むことばかりだと、クリエイティブな力がなくなってしまうことをブログで言っていましたね。
詰め込みといえば、先日ミーティングで、カーメリアから準備クラスでちょっと詰め込みすぎていない?との指摘を受けまして、うーん、そうかなぁ、と考えることがありました。
僕としては中学英語を一通りという前提のなかでは、いろいろと省いて最低限にしているつもりではありますが、もしかしたら、生徒によっては短期間で詰め込みすぎだと感じるかもしれません。(本当に勉強慣れしている層にとっては普通くらいかなと思っています。)
その場合、もっと長い期間をかける方がいいのかもしれませんし、もっと量を減らす方がいいのかもしれません。そもそも、中学英語を一通りという前提は取っ払った方がいいのかもしれません。
また、準備クラスは大きな目標となるテストがあるわけではありませんが、もし生徒に、毎回の確認テストや最後の修了テストのためだけに詰め込もうっていう気持ちにさせているんだとすると本当にしょうむないことだなあと思います。テストのためだけの勉強ということですから。そういう勉強だとテストを過ぎたらすぐ忘れるという感じになってしまいますし、それは本末転倒かなと。
ただ、僕個人としては、テストを、英語の上達という大きな目標を達成するための自分の定点確認に使って欲しいという思いを持っているだけで、別にテストに、強迫されて欲しいとは思っていないんですね。(毎回の復習テスト自体は、僕個人としては学生のときには好きだったんですがね。。)
とにかく生徒を前向きな気持ちの学びから遠ざけさせることが最大の悪なんだろうと思います。
うーん、一応、自分としては、かなりの量を教えつつも最大限お楽しみ要素、自分で練習しながら達成感を得る要素などを入れているつもりではあるので、彼らが苦しいばっかりではなく、少しでも楽しんでくれていればいいなあという思いが強いです。
予備校と違って生徒アンケートをとっているわけではありませんので、なんとも今の生徒さんの気持ちとかが完全にはつかめておりません。
昨日は、結構広範囲の復習テストをしたのですが、結構高得点の人が多かった(受けた人はほとんどみんな?)ので、僕は嬉しかったのですが、
もし、それもテストに強迫されているだけだとするとそれは悲しいことですね。そうではないことを祈っております。
いずれにせよ、そのときにベストだと思うものを提供しつつ、それでいて、生徒のためにいろいろな方法を改善し続けられる存在でありたいと思います。
自分も、稲荷塾も。
小さい塾ですから、改善の小回りはすごくきくと思うんですね。大企業は本当に小回りがききにくいですからね。
一応、準備クラスについては、希望者に対していくらか延長する措置をとりますので、それも効果を発揮することを期待しています。