雨かあ。梅雨の定義って?
松谷です。
雨ですねぇ。
なんか昨日も降ってたような気もしますし、もしかして梅雨入り?
と思ってしまいます。しかし、まったくそんなことはないようです。
例年梅雨入りは、6月1日〜10日が最も多く、次に6月11日〜20日で、5月21日〜30日と続いていくという形みたいです。(ちなみに近年で関西での過去最速梅雨入りは5月22日みたいです。沖縄などはもっと早い。)
そこから40〜50日くらいが梅雨と言われる時期ということです。
しかし、そもそも梅雨とはなんなんでしょうね。
数学とか教えていると定義を大切にとか言葉を大切にとか言ったりしますが、
梅雨ってなんとなく雨が長く続くイメージで〜、梅雨前線が関係しているんでしょうくらいの印象しかありません。つまり、正確にはよくわかってないんですね。
で、とりあえずサーチしてみたら、
こんな感じみたいですね。
それでも、まだ難しいですね。。
つまり、春から夏に切り替わるところで、北からの気団と南からの気団(気団は空気の塊で東側と西側で少し異なる)がぶつかって押し合いへし合いして停滞する状態になり、その境目となる部分が梅雨前線と呼ばれ、そのあたりでは、北側の気団(冷たい)と南側の気団(暖かい)の温度差などもあり、上昇気流が発生し、雲ができて雨が降りやすくなる時期を梅雨という。その後、徐々に南の気団が勝っていくことになり、梅雨前線は上昇していって梅雨があけて、夏が到来って感じなんでしょうかね。
まあ、上の説明の部分はまあなんとなくわかるんですが(完全には分かっていないですが)、僕が気になったのはそんなことではありません。
梅雨がどんなものであったとしても、いずれにせよ、いつ押し合いが拮抗して前線が停滞している状態になっているのか、いつ押し合いが終わって南の気団が勝ったのかについては、気象庁がそのしばらく先の天気の予想も見て判断して、発表する。
ということみたいですね。
即ち、僕らは一応判断できない仕組みになってしまってるみたいですね。つまりブラックボックス化しているわけですね。もちろんなんらかの細かい判断基準があるわけですが、それは一般人には共有されていません。
そうすると一般的には、判断不能なのですから、それは、判断をする必要も感じなくなり、知識が忘れられて行ってしまいやすいのかもしれませんね。
なんとなくそんなことを感じました。