保護者様を巻き込むのは負けか?

松谷です。

A会話準備クラスは、かなりハイペースで授業しています。

 

普通の公立中学の10倍以上のスピードでやっています。

 

中学英語の英文法とボキャブラリーすべてを3ヶ月で入れてしまうというのはそういうことです。

 

しかし、僕としては、

 

ある程度の能力の子がかなり気合を入れて真剣にやれば間違いなくできる程度のことであるとも思っていますし、実際、今、5回授業をしていてなおさら確信しています。

 

しかし、上手く行っている生徒さんがいる一方で、正直苦戦している生徒さんもいます。

 

いろんな要因があると思いますが、

そのなかで、

「かなりの気合はない(宿題などをしない。)」

「気合の発揮させ方がわからない(勉強の仕方がわからない。)」

というケースがあります。

 

で、まぁ、僕が英語のカリスマ的指導者で、授業中の中だけで、

 

全学習者のモチベーションを魔法のように瞬時に上げてしまえて、そもそも勉強が苦手な子に勉強のやり方を完璧に伝えきることができて、それを実行させきることができたとするならば、それがいいんだと思います。

 

しかし、まあ大したことないんですね。残念ながら。魔法使いでもありませんし。

 

ということで、上手くいく子と上手くいかない子が出てしまっています。

 

 

で、まあ、それをすみません、僕の力では上げられませんでした。塾には合わないと思います。と伝えるというのもまあ1つの姿勢だとは思います。

 

実際、稲荷塾の中学数学、高校数学などは、明確に東大京大レベルを目指すために、ある一定のレベルを保たないといけないので、そういうことも出てくると思います。僕は個別指導塾出身ですから、レベルを数段落として時間を数倍かけて初めてなんとかなるといったケースを山のように知っていますから。

 

でも、まあ、今年チャレンジでやっている英語の授業で、しかも、まだ中学1年生になったばっかりの子にそれをやるのはどうかなあと思っておりまして(しかも彼らの真の目的はCarmeliaのレッスンを受けることですし)、

今は、保護者様に連絡をとって、苦手な子などについては、「保護者様、すみませんが、現状このような形でして、○○さん、苦戦していまして、僕だけの力では無理ですので、フォローをお願いします。」

 

という形にしています。

 

まあ、講師として、自分の限界を認めているわけで、それを保護者様に頼っているという構図は、もしかしたら、ある意味負けなのかもしれません。

 

まあ、でも、僕のプライドとかはどうでもよくて、英語を身につけて欲しい、得意になって欲しいというのが第一優先事項だと思いますから、それならば負けつつも勝ちをなんとか拾おうとしているという今の状況は、まあ、許されるかなと勝手に思ってます。

 

まあ、でも、英語にしたって、数学にしたって、どんなに丁寧にやろうが、親御さんがフォローしようがやらない子もいるでしょう。

そんな子もいるのは事実です。学年によってはやる気が出ない時期もあるでしょう。

ただ、単純に、僕はそういうやる気がなさすぎる奴が嫌いです。いや、100歩譲ってやる気はあってもなくてもいいのですが、やる気がなさすぎることを無神経に前面に押し出してくる奴は嫌いです。