東大英語民間試験を判定に使用せず。京大は?

松谷です。

まず、合格された方おめでとうございました。今は喜びを噛み締めて、周りに感謝して、力強く前に進んでいってください。

 

そうでなかった方も残念ながらいらっしゃいました。本当に運がなかったなあという塾生も、実力通り出てしまったなあという塾生もいらっしゃいました。いずれにせよ、少し受け止めるのに時間がかかるかもしれませんが、どうゆう道に進むにせよ、また前を向いて進んで行って欲しいです。受かっている他の大学に行くならそこで精一杯やってください。大学入ってからどうするかの方が将来にとっては大事ですから。浪人を選ぶならば、気持ちを早めに切り替えて勉強に着手してください。スタートダッシュで決まります。1年なんてほんとにあっという間ですからね。そして今度は、一教科受けなくても合格するくらいの余裕の点で受かるようにしてくださいね。

 

さて、こんなニュースが出てました。

東大民間試験採用せず

東大が、「いったん民間の英語資格試験の点数を合否判定に採用しない」という方針を決めたということでした。

2020年から2023年の間、従来のマーク式試験と英語民間試験が併用になる中で、国立大学全体の話し合いにおいて、こういう風に民間試験を大学入試の成績判定に組み入れていきましょうというガイドラインが話し合われてきた、という流れにかかわらずです。

ガイドラインに関するニュース

 

東大は今の時点で、ガッツリとしたリスニングも含むバランス型の英語の試験を提供していますから、拙速に他の英語の試験を判定に追加することに反対したのかもしれませんね。まあスピーキングのところは現時点の試験で測れていないんですがね。その欠けている部分は認識しながらも、いろいろある試験を統一的に公平に評価するのが難しいという懸念の方が上回ったのもしれません。保守的な選択というようにも見えますし、思い切ったという見方もできます。

 

京大など他の大学がどうするかが気になるところですね。

 

京大とかは、ポリシーをもって、昔からの独自の英語試験をし続けてきました。最近、初めて重い腰を上げて、自由英作文を増やすみたいな流れをとりいれましたが、英語の民間試験についてはどうするつもりでしょうかね。

 

春からの高1生以下の学年の人には、死活問題なので、どうするかの情報を早く欲しいところですね。

四月くらいに次の話し合いがなされる模様です。

 

うーん。とりあえず、どんな形になっても対応できるようなしっかりした英語力をつけておくというのしかないですかね。。

従来通りの試験だった場合に必要な、読める書けるは当然しっかりできるようにしておく。そして、時間のかかるリスニングスピーキングは継続的に訓練しておく。ですね。

特に高3になったら、リスニングスピーキングなどを悠長に基礎から訓練する時間はありませんからね。それまでに、最低2年は訓練期間をとっておけるとよいのではないでしょうか。