合格速報その2

長崎大学 医学部 医学科 橋本真結美 京都女子高校

おめでとうございます。

それから、信州大学の医学部医学科に合格した橋本凌君(東山高校)から体験記が届きましたので、紹介します。

 僕は高校二年生から稲荷塾に通い始めました。高校一年生の時は大手の塾の授業を受けていたのですが、いまいち伸びが感じられなかったので稲荷塾に来ました。
 しかし、初めはかなり戸惑いました。なぜなら稲荷塾の授業では一般の教科書や参考書には載っていないような数学の技術が頻繁に使われていて、僕にとっては初めて聞くものが多かったからです。ですが、その技術というのは計算が楽になったり、解法が見えやすくなったりと非常に有効なものばかりで、早くそれらを習得し周りの生徒に追いつこうと必死に予習と復習をしていました。そこで大いに役に立ったのが先生の著書「稲荷の独習数学」でした。この本は先生の授業のポイントがわかりやすくまとめられていて、授業に出てきた重要な箇所を見直し理解するのに最適でした。
 こうして必要な技術を吸収しつつ、高2の時に受けた演習1ではそれらが実際の入試問題の中でどのように使われるのかを中心に教えていただき、様々な問題を解いていく中で着実に数学の力はついていきました。
 高3になると数Ⅲ演習と演習2を受け始めました。数Ⅲ演習では基礎的な問題から応用的な問題まで幅広いレベルの問題を扱っていて、当初数Ⅲに苦手意識のあった僕も段々と解けるようになっていきました。また演習2では東大・京大レベルの問題を中心に、どのように方針を立てたら良いかという点に重点を置き教えていただきました。演習1でもかなり手強い問題があったのですが、ここではさらに一段と難しい問題が出てきて、テストでもひどい点数を取ることがありました。それでも先生は僕のちょっとした質問にも答えてくれるので、しっかり理解することができました。
 僕は地方の医学部を受けたので、結果的にそこまで難しい問題を解く必要はなかったのですが、稲荷塾で数々の難問にあたってきたせいか、そこらへんの問題ならほとんど解けるような気がしていました。(実際かなり強くなったと思います)
 本番では英語と理科がふるわず、浪人という文字が頭をよぎりましたが、数学で周りよりもプラスだったと思うので、現役合格することができました。
 この2年で僕の数学の成績はかなり上がりました。
 稲荷先生には感謝しています。