小さなことは気にするな

阪大の教授がセンター試験の監督中にいびきをかいて寝たということが話題になっていますね。

また阪大か?!

てなことで、おもしろおかしく報道されています。

正直言って笑えますが、報道するようなことではないとも思います。

まず第一は、大学の先生がセンター試験の監督に駆り出されたとして、それは究極に退屈な仕事だからです。

ですから受験生側からすれば、そういうこともあり得ると受け流すことが大事だと思うのです。

要するに、小さなことにかりかりして平常心を失えば、そのこと自体が大損だということです。

 

試験場ではいろんなことが起こり得ます。

私がセンター試験を受けたときは、近くの席の子が鼻水をじゅるじゅるいわすので、かなり気になりました。さらに、英語の試験開始後「訂正があります」と監督の人が言った後、ゆっくりゆっくりその訂正内容を黒板に書くのでイライラさせられました。

そして二次試験。暇そうな顔をした京大の先生が、私に尻を向けながら私の座席の隣に張られた掲示物を延々と読み続けるということがあったのです。

これはつらかったですねぇ。気が散ることこの上なしでした。危うく、そのゆらゆら揺れる尻を鉛筆で突き刺しそうになりました。

試験場では気持ちが高ぶっているので、そういう些細なことが気になるのです。

でも、もしそれで集中力を落としたとしても、誰もそんな言い訳を聞いてはくれませんし、もちろん突き刺していれば、私の受験は終わっていたでしょう。

 

ですから、試験監督の人が寝てたって、仮にいびきをかいたって、そんなことはどうでもいいのです。

自分のするべきことに集中しましょう!