心頭滅却すれば火もまた涼し

今朝起きたら、雪が降った形跡がありました。

何となくセンターの日って雪が降ったり、寒いという印象があります。

塾生たちはちゃんと力を発揮できているのでしょうか、気になります。

 

それと、今年は中学入試の結果も気になります。

というのは、今年は稲荷塾塾生で洛星を受けている子が2人いるのです。2人ともすごく優秀ですが、一般の中学受験とは異なり、6年生になってから始めた試験対策で何かと後手に回ることが多く、それに中学入試における受験技術のようなものを叩き込んだわけではないので、結果が心配です。ちょうど昨日が試験日で今日の夕方に発表があるので、完璧にセンター試験とかぶったこともあり、何か不思議な緊張感があります。

それに洛南小学校の子たちも一般の受験生と共に同じ試験を受けます。仮に試験の成績が悪くても、落とされるということはないのですが、何か対抗心があるのでしょうか、「外部から入って来る子に負けたくない」などと言いながら頑張っています。こちらは明日が試験日です。

 

まあ、試験では平常心を保つことが大切であり、それから結果に振り回されないということも大切です。

ちまたでは阪大入試でミスがあったことが大きく報道され、1年の遅れは一千万円程度の経済的損失であるなどと論じているものもありました。

私見では、これらはナンセンスです。

大切なのは受け止め方です。

受かっていたのに、1年を棒に振った、などと不満に思わず、ぎりぎりの成績だったことをまずは反省し、それを拾ってもらったことに感謝し、そういう、人が経験できないようなことを体験できたことを貴重に感じれば、何か別の可能性が見えて来ます。

ですから、うまく行くこともよし、思ったように進まないこともよしです。

 

いずれにしても、明日から稲荷塾は大学入試の直前態勢に入ります。

同時に、1月28日(日)に第1回目の入塾説明会があるので新規生徒の募集の時期にも突入します。

ということで、これから2月末までは1年で最も忙しい時期になるので、気を引き締めて取り組んで行きたいと考えています。