センター試験の予想平均点の出し方
松谷です。
たまには、オシャレ風にカフェにでも来てみました。普段はスタバは来ないんですがね。食べ物が口に合わないので。。ドトールの方が好きです。
あっ、カフェでの勉強は僕が好きな勉強スタイルです。ただ、中高校生にとっては、ちょっと敷居&値段が高いような気がします。。
さて、センター試験の記事を連投してみます。
センター試験では、終わった日から、各予備校が、いろいろな分析結果を、出して行きます。
それは、時間が経つとともに、少しずつ詳しいものになっていきます。
そのなかでも、難易度や予想平均点の情報は、受験生の最大の関心事のひとつです。
予想平均点の出し方について、駿台とベネッセが提供するデータネットというサイトに出すためのやり方について述べてみます。
まずは、予備校の先生方(と社員)が試験日に集まります。
だいたい、試験後30分もしたら、最寄りの試験会場から、試験用紙が運びこまれます。
そして、それを先生と社員の人数分コピーされます。
そこから、まずは問題を解く時間です。
ご存知の通り制限時間は60分ですが、先生方にはだいたい40分で分析しつつ解いてもらいます。先生によっては20〜30分くらいで解いてしまいます。たまに鉛筆動かさないで全部暗算でやって、答えだけ書く先生もいます。。。
その後は、分析会開始で、大問別の分析と全体分析を話し合います。
そして、いよいよ、平均点についてなんですが。。。これが。。。
各先生方に、この大問の平均点は何点だと思いますか?と聞きます。
すると、先生方が、例えば20点中、12点とか、10点とか言いまして、10人くらいの先生が言った点の平均をとったものを、大問別の予想平均点としまして、その各大問の合計が、全体の予想平均点として出されるのです。
なんと、直感的!なんと匠の技!
そして、最終的な結果とあまりずれていないのが、驚きなわけです。
いろいろなデータを見て思いますが、ひいき目なしに、駿台ベネッセと河合塾の予想平均点や難易度予想は、かなり正確だと思います。もちろんそれに基づく判定も。他の予備校のは参考程度かなと思います。
まぁ、ただ、これは、あくまで、当日用の第1弾の予想平均点です。
そこから、その日中に集計が終わる何千人?かくらいの小さい母集団のデータを用いて、第2弾の予想平均点を、翌日か翌々日くらいには出します。これは、かなり正確なものです。
そして、第3弾以降は、大学入試センター試験側も中間集計を出したりするので、それに合わせていったりしますね。特に中間集計の2回目はほぼ正確です。
まあ、何気なく出されているデータについても、裏方で働いている人がいるのだなということが、少しはわかって頂けたのではないでしょうか?!
まあ、生徒にとってはどうでもいいですかね。。
とにかく、高3生、高卒生はベストを尽くして欲しい、その思いだけですね。
高2生以下は、その日が近付いてきているなと思って、少しずつ意識を高めてもらえればと思います。センター同日模試を受けてもいいでしょう。入塾の勧誘をされると思いますが。。(同日模試は各予備校の勧誘の最もメジャーな入り口の一つになっています。いつのまにか。君の志望校の先輩はこれくらいとれてたよ、みたいな。ちなみに、東大合格者の高2のときの英語の平均点が175点みたいです。数学はわかりませんでしたが、多分理系は似たようなもんでしょう。)