子どもの成長
「人の子だったら『面白い子ですねぇ』とか言って笑うことができても、我が子となるとそうはいかないのよ!」
と家内が息子によく言っていたそうです。
これは息子の弁ですが、自分でも自分のことを変わり者だと自覚していて、何かまわりから浮いていると感じていたようです。
それが、京大に入ってみると、しかもそれが理学部だと、まわりは変人ばかりなので、急に自分が普通だと思えるようになったそうです。
う~ん、
そういうことがあったか …。どうりで、このところツッパリ感が取れて少し素直になったような …。
まあ、子どもはいろんな経験をして成長していくわけです。
ところで、最近家内のスマートフォンが壊れて、新しいやつに保存されていたデータを入れました。そうしたら、どういうわけか私のスマフォにまで彼女がストックして来た写真のデータが入り込んで来ました。
どういうこと …?
まあ、彼女の場合、興味がある記事があったら、それを画像として残しておくという習性があります。だから、その膨大な、私にとっては無意味な記事の一群が我がアルバムの中にランダムに侵入してきたのです。
放っておくという選択肢もありましたが、そういう余分があると、ほしいものを探すときにめんどうです。
それでかなりの時間をかけて駆除しました。
さらに、昨年息子が東北で4か月一人暮らしをしたとき、朝晩、何を作ったかを家内にラインで送り、アドバイスを求めていたようで、その画像も大量に保存されていました。
もうっ!
半分切れそうになりながら、こちこちと1個ずつ消しました。
しかし、消しながら、次第に「これは貴重な記録だな」と感じるようになりました。
最後に残ったわびしい食事の写真を一つ載せておきます。
正直言って、まさか息子が自炊するとは思ってもいなかったのです。
なぜそうしたのかも私には謎でした。しかも4か月間も!
でも、このやり取りを見て、そのわけが分かったような気がしました。
こうして子どもは成長していくんですねぇ!