独習数学など参考書で学ぶメリット

松谷です。

昨日の数2B授業も生徒とのやりとりが楽しかったです。次はもうベクトル範囲のクラス替えテストなので、何人かの生徒とはお別れになるので、寂しいですが、まぁ、3階のクラスにいっても、もちろんすごく応援しています!

 

昨日、新共通入試についての記事を書きながら改めて気づいたことがあります。

それは、

独習数学など、参考書で数学を学ぶことのメリットです。

以前のブログでも、全体の概観しやすさと復習しやすさ、飛ばしやすさに起因するある程度の理解力があるものにとっての最速学習性、すぐその場で書き込めること、書物と生講義のダブルパンチの有用性、自分で新しいことを飲み込んでいく力の獲得、などの利点を述べてきましたが、今回のは少し違います。

 

今は、映像など様々な学習ツールがあり、わかりやすさや、ライブ感などから人気がある状態です。

 

僕もベネッセから依頼されている動画講義などを担当していまして、紙でかききれていないような行間を、よりわかりやすくしゃべろうと工夫しています。そして、多分紙でわからなかった人を何人か救えるものになっていると思いますので、その効果に疑問の余地があるわけではありません。

 

ただ、試験は依然として紙で行われるわけです。

 

もしくは、万が一紙で行われなくなっても、パソコン画面上の文章で試験内容が与えられるわけです。

 

とすると、紙(文章)を読み込んで理解していくという力が依然としてすごく求められるんじゃないかと思うんですね。

 

それは、まさに独習数学など参考書を読み込んで理解していく力だと思うんですね。

 

そのように、学習していくことで、多少分からなくても粘り強く考えたりすることになり、そうこうするうちにすごく理解力が高まると思うんです。

 

ただ、紙で完結しきれるほどの子は昨今なかなか少ないのも事実なわけです。

 

そこで、塾という場がものすごい力を発揮するんだと思います。信頼できる先生や先輩に聞いて数学的悩みを解決することもできますし、精神的に頼ることもできますし、また、ある時はプッシュしてもらうこともできます。ペースメーカーにもなるでしょう。

 

なんか、プレテストの長〜い文章を読み解いているうちに、あー、これは、独習数学などで、

 

ん?どゆこと?って考えながら手を動かす作業そのものだなと思ったんですね。

 

これって、もっといえば、マンガやアニメ、映画などがいっぱいでてきても、普通の(?)本というものがなくならないだろうなということに近いんだと思うんですね。

ここでいう本にはキンドル本なども含みますが、少しだけ敷居が高いような文字媒体の普遍性を、どこかで感じたのかもしれないなと思いました。

 

それは自分の能力上げてくれるものなのかなぁと。

 

うーん、独り言ですなぁ。