先生は年度ごとに変わるべきか?それとも?
松谷です。
担当の先生は年度ごとに変わるべきでしょうか?
それとも長く同じ先生に見続けてもらうべきでしょうか?
別に100パーセント確信的な意見があるわけではありませんが、ふと思いました。
普通学校では各教科の担当の先生が学年ごとに変わるような気がします。
中2の数学の先生、中3の数学の先生といった具合です。本当にたまたま同じ先生ということがあったとしても、基本的には違うのではないでしょうか。
特に、中学と高校は中高一貫校であったとしても先生が違ってくるような気がします。高校受験して高校が変わる人は言わずもがなですね。
一方で、たまーに担当の先生が学年で変わらないという学校もある気がします。灘中とかは確か担任団がそのまま上がって行って6年間一緒ということを聞いたことがあります。
それぞれ良さがあると思うんですね。
担任が年度ごとに変わる側のメリットとデメリットは、
メリット:新鮮さ、新たな視点の獲得、合わなくても一年耐えればよい、ある学年ばかり教えるそのスペシャリストに当たれるかもしれない
デメリット:継続して教えてないのでそれまでの学習状況がわからない、学習の穴ができるかもしれない、合っている先生でも交代させられる、責任が悪い意味で分散される
こんな感じでしょうか。
長く同じ先生が教え続けるメリットとデメリットは、
メリット:トータルした数学の流れの中で先を見据えて教えられる、それまでの学習状況を把握しているので弱点や長所をつかみやすい、相性が合えば安心して授業を受け続けられる、
デメリット:担当の先生の責任は重い、もし合わなかったらその科目はもうどうしようもなくなる、
パッと思いつくのはこんな感じですね。
では、肝心の、
稲荷塾はどのタイプでしょうか?
うむ、これは、明らかに 長く同じ先生が教えるタイプですね。
数学に限って話しますと、クラス替えなどもあるものの、基本的に、講師は稲荷先生と僕しかおりません。
そして、生徒の情報はすべて毎日のように共有していまして、感覚的には、僕も稲荷先生も両方ともが、全生徒を見ているという状況に近い気がします。(だから塾生の人数には限界がありますが。)
なので、もちろん、長く同じ先生が教え続けるタイプのメリットデメリットをもっているわけですね。
まぁ、個人的には、先生と合いさえすれば、そのタイプの方がいい気はします。
もちろん合わない場合はまずいですが、塾の場合は学校と違って辞めるという手をとることができますのでね。悲しいことではありますが。
まあどの人にも合わせられるようにしたいと思う反面、ある程度対象を明確化した場合は、教え方がそれに沿った形になりますので、合わない人もどうしても一定数出てきてしまう可能性もありますからね。
まぁ、塾と志が合うと思って入塾されて、ある程度塾や講師を気に入った生徒さんには、長く責任をもって見続けていきたいと思います。