大学入試英語4技能化最近の動向

松谷です。

知っている方もいるかもしれませんが、

一応、英語の4技能化の最近の動向を一応かいておきますね。

 

ひとつめ。

まず、前提として、24年度から全面的に外部資格試験に共通テストを移管する英語試験ですが、20年度から23年度は移行措置期間として、従来のマーク式試験と似たような試験と外部資格試験が同時に運用されます。各大学がどちらの試験を評価試験として採用するかは、各大学に任されていました。

そんななか、先日の会議で、すべての国立大学が20年度から23年度の間にマーク式試験と外部資格試験の両方の受験を必須とするという風た方針に賛成したようです。ということで、今の中3以下の受験生は外部試験もマーク試験も両方受験が必須となります。(本当の正式な決定はもう少し後の総会で決まるようですが、99パーセント確定です。)

もちろん、異なる資格試験の評価の統一性などどうするのかという問題はあると思います。(そして、個人的にはそれは、かなり難しいです。資格試験の点数換算問題ではネット掲示板などではよく議論が荒れます。)

あと、2つの異なる試験についての試験対策負荷なども高いですね。

 

ふたつめ。

上とかなり関連しますが、文科省が、共通テストの代用として成績評価を提供する外部資格試験団体の参入要件を公表しました。

これにより、英検を実施する旺文社や、GTECを実施するベネッセや、TOEICやTOEFLを実施するETSなどなどが名乗りをあげると思われます。

ちなみに、僕の元同じ課の同僚はGTEC担当ですし、同じく元同僚がETSのTOEICのところに転職したりしてますので、今なかなか激しい動きを中でしているんだと思います。なんか大変っていってました。英検強いなぁみたいな。

で、参加要件なんですが、骨子を、一枚のスライドでまとめてくれてますね。

こっし

参加要件骨子(リンク)

ふむふむ。生徒は4月から12月に2回受けますから、そのためには、その間に試験が複数回実施されてないとだめですね。英検って3回だけな気がするな。少ないな。GTECとか、TOEICとかTOEFLの方が回数が多いから月が選びやすいかな。

あと、TOEFLやIELTSは今は受験料高すぎるな。。。高校で負担してくれたりするのかな。なわけないか。。

 

 

まぁ、いろいろありますが、4技能化加速しますね!

となると、教え方がしっかりしている外国人の争奪戦が起こりそうな気がします。(ただしゃべれるだけの外国人など論外。)

そして、しっかり補助できる日本語もできるスタッフ(英語もある程度できて英語試験などにも詳しい)がいることも必要ですかね。

おっ、それはまさに稲荷塾のことじゃないですか!!笑

 

でも、冗談じゃなく、生徒にとってベストな選択肢の1つを提供できるようになりたいですし、なれるのでは!とも思います。

 

そういえば、僕は、現在の社会で活躍するために求められる基礎技能として大事な部分は、

現代文と数学によって磨かれると思っていますが、それに、グローバル化の流れを加味して少しずつ英語も大事になってきています。稲荷塾は、メインの数学の力を養うとともに、作文小論文で現代文(と発信力)の力を養い、A会話で英語の力を養うという形になっていますので、全部扱っています。

世の中への応用として、理科とか社会やらプログラミングやらがあると思いますので、稲荷塾は基礎技能を高めるということにフォーカスしているなぁとも思いました。基礎って簡単って意味じゃなく基盤っていう意味ですね。

 

ではでは。