自分の弱さを認めることと…

松谷です。

自分の弱さをみとめる。

 

すごく難しいことですけど、伸びていこうと思えば重要なんじゃないでしょうか。

 

例えば、僕なら、

英語を自分で勉強してきて、TOEICも満点だし、英検一級もたぶん受かるだろう し、スピーキングだけは、上達の余地があるけれど、英語はかなりのレベルである!

なんていう間違った自己認識のままでいたら、伸びるべきことも伸ばせないのではないかと思います。

スピーキングはましではなくクソみたいなレベルであり、リスニングや、ライティングは幼稚園児レベルで、リーディングは小学校低学年レベルである。

こういう認識にたてば、伸ばすべきところも素直に伸ばせるのではないかなと思うのですね。認めるときに、多少精神的に辛いときもありますがね。。

自分のいる場所に安住するつもりなら、別にそのままでいいのですが、そうでなくそこから伸びていこうとするなら、冷静に自分を受け止めることが大事な気がしています。

 

他にも、

例えば、小学生部なら、

分かっていないし、できてもいないのに、適当に答えを写してわかったふりをして進んでいく生徒もいますが、それでは伸びることがなかなかできないということですね。

 

まぁ、テストで再テストに引っかかることで、なんとかそういうのも防いでいけるようになったのですが、それでも再テストのたびに、ただ答えを覚えるだけみたいな、アホみたいな勉強に終始して、態度を変えないならば、それはもう。。救えないですね。。

ただ、ひとつ朗報としては、ほとんどの生徒が、ある程度真面目にテストの復習に取り組んでいて、再テストに臨んでいます。

そして、結果も出している感じですし、理解度も上がっている気がします。

 

例えば、高校数学なら、

数2bの授業を、受けているものの、数1aを分かっていないならば、それを謙虚に認めてその部分も含めて復習するべきです。

 

テキストの予習でいつも、答えを少し見てからでないと作業が進まないとするならば、独習数学の理解ができていないわけなので、謙虚にもう一度読み直したり、解き直したり、ポイントがどこか分かっている人に質問したりするべきです。

 

しかし、実際は、自分は分かっていると本当に勘違いして思い込んでいるケースの方が多いのかもしれません。

 

まぁ、ですから、ある程度の客観的な指標を示すと、単元テストで30点未満、小テストで50点未満、なんていうのは、基本的に理解が全然足りていないと思ってくれてほぼOKです。(すごくミスしまくってとかでなければ。)

 

まぁ、ただ、ここまで書いてきて、そんな修行僧のような苦しいことばっか言うのも何か読んでいる人を焦らせているだけだったり、逆にモチベーションを下げてしまうこともあるのかなと思ってきました。

 

ここまで、弱さを認めることが大事だといいましたが、冷静に自分の強さを認めてあげることも重要だとも思います。

 

それを自信に人はがんばれる面はあると思うんですね。

 

僕はほんとにしょーむない人間でしたから、自分の名前が載った成績表とかニヤニヤ見て喜んでたりしていました。そのようなしょーむないことで、自信を得ていた部分はあったと思います。人間そんなもんですよね。。

 

小学生部の連絡帳で、最近、親も子どもも自信を無くしがちです。

 

みたいなことが書いてありました。

 

僕には、稲荷塾での役割として、生徒が理解していないところ(弱さ?)を埋めるという役割がありますが、同時に、少しでも自信を持ってもらえるようにしてあげたいなとも思っています。生徒にもそんな風に向き合っていきたいなと思っております。

 

確か、GEの元社長のJack Welchが、どこかのインタビューでこんなこと言ってました。

Self-confidene is the key to everything you do with all your people–from your mother’s knee to good grades in school to playing sports, whatever it is.

(自信というのは鍵だからね、誰と何をするにしてもね。母親の膝元にいたころから、学校でよい成績をとるとか、スポーツをするとか、どんなことでもね。)