余裕や遊びがあると懐が広くなる?

松谷です。

「遊び」とは、機械とかに意図的に設けられている余裕部分のことで、対象の操作には直接関係ないけれど、必要な部分のことですね。ハンドルの遊びとかいいますね。

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遊びの説明

 

 

僕自身のことですが、ここ数週間は、今週頭くらいまで、内も外もいろいろな仕事などが重なってしまったため、バタバタしてました。

 

そのせいで、余裕がなくなってしまい、テニススクールに行っても楽しめない状態でしたし、先週などは休んでしまいました。

 

まぁ、ボールを打ってても、感触を楽しむ余裕もないし、もちろん感触を感じられないので、そこから自分のショットの改善につなげることもまったくできない状況でした。また、コーチからアドバイスをもらってもうまく消化できない感じでしたし、自分から聞くなんてことは決してありませんでした。

 

でも、やっと少し落ち着いたので、昨日のテニススクールは楽しめた気がしました。

 

感触を感じることができたので、さっきうまくいかなかったから、今度はこうやって打とうみたいな気持ちをレッスン中持ち続けられました。

 

また、コーチにアドバイスを自分から求めるということも自然にしていて、ちょっと打ち方を変えたりといった行動もできました。

 

さて、今、僕はテニスの話をしています。

 

でも、僕は、このことは結構いろいろなところに適用できる気がするんですね。特に日々の勉強とかですね。

 

本当に時間的にも精神的にもパツパツで何かよくわからんけど、勉強した方がいいはずだから限界まで勉強をし続けているだけ。みたいな状態ではどうしてもうまく内容が吸収できないところがあるのではないかと思います。

 

特に、長期戦になる受験などはずっと張り詰めて勉強し続けるなんてつらいだけで、続くわけがありません。

 

忙しいかもしれないけれど、どこかに少し余裕や遊びの部分を持たせてみてください。

(人によりますが、僕は少なくとも1週間に2、3時間くらいはぼーっと趣味に費やしたり、何もしないくらいの時間はあった方がいいのではと考えてます。部活の時間が趣味として機能してるのか、労働的になってるのかは人によります。ちゃんと睡眠はとったうえで。)

 

そうすると、数学の同じ一問を解いても吸収できるものが違いますし、問題考えるときも思考が進みます。

 

先生の話や参考書の解説などもより素直に?考えて吸収できるんでなはいでしょうか。

 

気持ちも少し前向きになることができます。その結果、内容自体も楽しめるようになるかもしれません。

 

そうすると、結局すごく伸びるんじゃないかと思います。

 

余裕って大事だなと思うんですね。

 

そして、大学受験という、全体観から言えば、稲荷塾は本当に余裕を生みやすいシステムを構築しているんじゃないかと思います。

 

皆さんには、勉強を楽しんで欲しいと思うんですね。

 

少なくとも僕は楽しかったですしね。

 

親御さんも本人の時間的、精神的限界を超えて勉強をやれー!やれー!っていうのはやっぱりよくないかなぁとは思います。

 

僕は、中学以降、「勉強やりなさい!」と言われたことはほぼなかった気がします。ほんとに、たまーに(1年に1回くらい?)、その言葉を言われたときは、モチベーションが下がりすぎて、やりませんでした。(正確には、部屋に行って勉強をするぞというポーズだけとって漫画を読んでいました。)