学びをお金に変えるということ

松谷です。

日曜日ですし、普段と違ったことを。

学びとお金ということについてちょっと考えてみます。

 

お金の話というものは、どうも汚らしいもののようなこととして、日本では扱いが避けられがちな気がしますが。

 

僕は、昔は、教育系の出版社で、教材をつくってお金を頂いてました。

 

今は、塾の先生として、生徒さんに数学などを教えてお金を頂いています。

 

昔は、学校にいったり、塾に行ったりしながら、お金を払って、学びをしていました。

 

さて、学ぶ側にとって、学びというものは、お金がかかりますが、それは基本的にすばらしく将来ペイしやすいものだと言われています。

 

欧米では、教育というものは、投資と考えられており、投資効率がもっともいいもののひとつであるということが、研究結果からも出ているため、国策として、教育に分厚く投資していくわけです。

 

そして、どのような国であれ、そのような見地に立った保護者さまは、お子様に投資をします。

 

そして、学びを受けた人たちはそれをどこかでお金に変えていきます。

 

学びをお金に変える術としては、

 

それを基盤に新しい物事や時間を生み出したりという風なのが一般的だと思います。

 

たとえば、エクセルの技術を学んで、それをもとに、プレゼン資料などをつくって何かを売ったり、効率的な技で時間を生み出してそこで儲けたり、

ある工学的技術を学んで、新しい製品を作ったり、

医者が、必要な基礎知識を学んで、それを元に患者を診療したり、手術したりといった具合です。

 

しかし、マイナーな方法として、自分が得た学びを直接伝えてお金を頂くという方法があります。

 

僕自身は、社会人になってから、また現在も、ずっと、この後者の方法によって生計を立ててるわけですね。

 

僕は学ぶこと自体が結構好きですし、昔も好きだったので、そのような形の行為で人の役に立って、しかも自分の生活もできるなら幸せだなと思うわけですね。(あっ、そういえば名前が学でした?!)

 

まぁ、直接人に学びを伝える行為に関しては、人間の根源欲求的な部分があるのか、ボランティアで無料でやりたいという人もいるくらいです。

 

もともと、僕自身は、物欲がほとんどないため、お金にはあまり興味がなかったですから、無料でやってもいいのかもしれませんが、それだと普通は餓死してしまいます。。

また、家族ができるとまったくお金に興味がないというわけにはいかなくなりましたね。。。笑

 

ということで、無料ではなくても納得できる学びを伝えることが必要になってきます。

 

もう、この大量情報時代には、あらゆる学びの情報が無料で手に入ります。

 

ただ、情報が多すぎて、粗悪な情報も多いので、できるだけ良質でベストに近い情報を伝えることが重要になり、この人は、つねにそういう情報を伝えてくれる人だなと受け手である生徒(や保護者さま)に信頼してもらわないといけないわけですね。そのためには、自分の学びをアップデートし続けないといけないわけですね。まぁ、数学という教科は、一度証明されて確定してしまうと、未来永劫変化しないという特徴があるので、学問情報をアップデートするということは理科とか社会に比べるとはるかに少ないと思いますが。

 

さらに、ただ、学びの情報を与えるだけでなく、効果を効率的に出せるようにしたうえで、第三者の大人として、人間関係を結びながら、身につくところまで、責任をもつことで、付加価値を出したいと思ってるわけですね。

 

まぁ、独り言でした。