Where there is a will, there is a way.

藤井四段、勝ちましたねぇ!

気になって、昨日授業前に局面をチェックしました。

すると、相手の増田四段の技が決まって、負けになっていました。もう藤井君には受けがありません。暴れるしかない状況なのに、その手が非常に限られています。しかも、無視されても大したことがないような攻めしか残っていないのです。

ダメだな、これは。

私は思いました。

実際、藤井君はその筋で反撃に出ました。

それを無視して攻め合うのが簡明なように見えましたが、増田四段はしばらく面倒を見る方針を決めたようで、受けに回りました。

もちろんそれでも、有効な攻めが続きそうな感じはしませんでした。

やっぱりダメだわ、と松谷君に伝え、授業に入りました。

 

ところが、

 

授業が終わって、局面をチェックしてみると、藤井君の勝ちになっているのです。

えっ? 金を打ったら、受けにくいやん。

果たして藤井君は金を打ちました。そしてバタバタと手が進んで、相手の投了になりました。

午後7時ぐらいから9時ぐらいの間に、どのような展開になったのかが分かりません。大体の筋は想像がつきましたが、それでどうして勝ちになったのかが全く理解できません。

後で棋譜を見てみたいと思いますが、何かが起こったはずです。

自宅に帰ってみると、娘までが藤井君の勝ちを喜んでいました。

 

一体どうなっているのでしょう?!

将棋がこれだけ世の中の注目を集めたことがあったでしょうか?

 

さて、稲荷塾は「東大・京大受験のための数学専門塾」です。

では、そのレベルを目指していない生徒は対象外でしょうか?

 

そうです。

 

目指しているのであれば、たとえ現時点の学力が低くても、熱くサポートします。

しかし、目指していないのなら、稲荷塾は合わないと思います。

Where there is a will, there is a way.

です。