スタート地点を知る、そして1ヶ月は継続する

松谷です。

一昨日、カーメリアのレッスンを受けさせてもらいました。

 

今、なかなか上達が見えなくて苦しんでいるという話をしていました。

 

一応、元プロ?みたいな人がこんなことを言っていて恥ずかしいのですが、結局、自分のレベルはそんなもんなんだと思います。

 

真剣に学習をしようとするといつも悩みがやってきます。

 

だいたい僕はいつもそうですねぇ。

 

上達が見えるためには、どうしたらいいかということを相談していたら、

 

まずは、スタート地点をきっちり見極めるのが重要じゃないかと言っていました。

 

そして、訓練をした後に、スタート地点の状態と比較したらいいんじゃないかと言っていました。

 

そうすれば上達したかどうかがしっかりわかるはずだと。

 

そして、上達していなかったならば、その訓練の仕方がまずいんだろうと。そのときは、何か変更が必要なのだろうと言っていました。

 

そして、訓練期間は、少なくとも1ヵ月は必要なんじゃないかと言っていました。2週間は短いとね。

 

 

数学でもそうですね。何か一念発起したならば、1ヶ月はやり続けてみましょう。

 

成果が、出てるかは、稲荷塾の場合は点数で、 すぐわかるんじゃないですかね??

(あとは、自分の実感としても認識できると思うんですね。特に数学の単元学習の場合は簡単にね。)

 

 

 

翻って、英語の場合、スタート地点を測るところが数学よりだいぶ難しいです。

 

僕の場合、ある生のインタビュー素材か、ニュースリスニング素材についての聞き取り具合で判断するのはどうかな?

 

という風に考えました。(それぞれスクリプトつき。)

 

とりあえず、聞こえなかったところに、鉛筆で丸をつけておきました。

もっと正確にはかるには、ディクテーションでもしておいて、同じ素材で比較するとよかったのかもしれませんね。

 

ふむふむ。

 

 

 

あっ、昨日、ある生徒に英検準一級の対策の仕方みたいなのを聞かれたので話していたら、英検にもまた、少しだけ興味を持ちましたので、英検一級の過去問のリスニングをやってみました。

 

27問中26問正解でした。

 

うん。これでは、基本的には、より生に近いリスニングの上達度合いが、測れないなということが、はっきりとわかりました。

 

語彙や構文の難しさはあるんですけれど、スピード感とか音のつながりとかが全然ないんですよね。これでは、映画とかのような生のリスニングと激しく乖離しますなぁと。

 

これ、高校生の目標にさせていいのかなぁとすら思いました。

 

しかし、おっ、これはと思ったところもありました。

 

実は、最後の問題だけ、実際の?インタビューを録音したものみたいで、生っぽい感じが出てるんですね。

 

おー、これを真剣に訓練したら、より、オーセンティック?な英語も聞けるようになるかもしれませんね。

 

ふむふむ。

 

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“スタート地点を知る、そして1ヶ月は継続する” への8件のフィードバック

  1. 稲荷 より:

    ん?
    さすが松谷君。
    26問中27問正解とは!

  2. さらら より:

    はじめまして。こんにちは。
    いつも楽しみに拝見させて頂いています。中1息子の母です。
    もし関西に住んでいたら是非息子を通わせたいのになあと、いつも塾生の皆さんを羨ましく思いながら見ています。

    先日、稲荷先生が「目から鱗」で紹介されていた深堀司朗さんの動画を拝見させていただきました。とてもいいですね。まさに目から鱗です。
    検索して探したのですが、深堀さんが作成された教材「Nativebuster」がとてもいいような気がしますがいかがでしょうか?

    かなり上級者の松谷先生には、レベル的に物足りないかもしれないのですが、この教材はナチュラルスピードでまさしく生っぽい感じの英語なのではないかと思います。
    松谷先生は色々な本を多読されているようですが、こちらは計算しつくされて作られたものなので効率がいいのではないかと思います。
    私が購入して実際にやっていないので、あくまでHPの説明を見ての推測なので申し訳ないのですが・・。
    私自身は中学生からやり直さなければいけないレベルなので、こちらをやる前にもっと基礎的な物をやってから、このネイティブバスターにトライしてみたいと思います。

    動画を紹介して下さった稲荷先生に感謝いたします。有難うございます。これからもブログを楽しみにしています。

    • 松谷 より:

      松谷です。
      さららさん、コメントありがとうございます!何やら英語の話が多いブログになってしまっていますね笑
      基本は、数学専門塾なんですけどね。
      ネイティブバスターなんかよさそうですね!
      いま、別の素材で勉強中ですので、
      それが終わったときの候補として考えたいと思います!
      あまり、コロコロ変えるのは好きではないので!
      でも、オススメありがとうございます!
      きっと、2、3年で、洋画を字幕なしで見れて、
      ペラペラとしゃべれるようになりたいと思います!
      息子さん来て欲しかったです!笑

  3. さらら より:

    松谷先生、早速のご返信有難うございます。
    さすが!別な素材で勉強中なのですね!差し出がましいコメントですみませんでした。でも、この教材はどうなのかご意見も聞いてみたかったので良さそうだということで安心しました。

    お忙しいところ度々申し訳ありませんが、もう一つ質問させて下さい。前から聞いてみたいと思っていたことなのですが。
    息子は中1でこれから学校英語を学んでいくのですが、学校英語と並行して、こういった教材をやってもいいと思われますか?
    学校英語は、いわゆるネイティブが言わないような実態と離れた英文も中にはあると思うのですが、このような実際ネイティブが話しているような英語の教材をやることで混乱しないのかどうかが心配です。
    息子の頃の大学入試では、英検やTOEFL等が使用される方向になるようなので良いのかなあとは思うのですが、中高や高校入試ではやはり学校英語を中心としたテストになると思うのでどうなのだろうか?と思っています。
    先生のアドバイスにあったように、夏休みに中3ぐらいまでの文法はざっと通ろうとは思っています。私も中1からやり直しのつもりで一緒にやろうと思います。

    • 松谷 より:

      松谷です。
      コメントありがとうございます!
      僕は、別にネイティブイングリッシュを、見据えたやつをやってもいいと思いますよ!
      ただ、親御さんが先行しすぎないようにご注意を!
      中3までの文法を、夏までにやるだけでも、
      結構消化不良になる子もいると思いますので。
      調子を見極めてあげてくださいませ!
      お子さんが楽しめるようだったら、本物チックなのもやらしてあげたらいいのではないかと思います!
      嫌がったら、すこし待つべしかもしれません。
      ちなみに、英検などは僕には学校英語の延長にしか
      見えなかったですがね。TOEFLは中間くらいですかね。ムズイですけど。
      僕は問題集のリスニングCDの作成に携わったことがあるんですが、スタジオでかちっと撮影したやつは、やっぱりどこか聞きやすくなる気がするんですよね。
      いずれにせよ、僕は、ちゃんと計画してやれば、高3までに、洋画を聞き取れて、普通にしゃべれるようになるんじゃないかと思っているんです。小4スタートくらいで英語学習スタートしたとしたら。ただ、悲しいかな、学校現場には全体像を構造化できてる人がほとんどいないのかなとも思っているんですね。

  4. さらら より:

    早速のご返信有難うございます!
    良く分かりました。楽しめるようだったら、ネイティブバスターよりもう少し簡単なやつを様子を見つつやってみたいと思います。元々は私達夫婦がやりたいと思って検討中なのですが、1人でやるより3人の方が元が取れるかなという魂胆です。笑
    息子は一応英会話スクールに通ってはいるので、本物チックなのが好きなようです。でも、まずは私が挫折しないようにやらなければ!ですね。
    息子は田舎の公立中学に通っているので、数学は稲荷塾方式が大変参考になります。稲荷先生の独習中学数学の出版を首を長くして待っています。よろしくお願いいたします。
    こう書くと私自身がかなり前のめり気味な気がしますが、息子は今のところ数学も英語も好きなようなので、その気持ちを大事にしつつ親が先行しすぎには気を付けたいと思います。

    3人の先生方が書かれる日々のブログはいつも勉強になることばかりで毎日楽しみにしています。これからも宜しくお願いいたします。長々と申し訳ありません。色々と有難うございました。

    • 松谷 より:

      松谷です。
      頑張ってください!そして、コメントをいただいて、
      ブログの読者さんがいるんだなぁという実感を得られると、
      すごく励みになります。
      思ったより、ブログのネタがなくなってきましてね(笑)
      まぁぼちぼちがんばります。応援してください!

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