子供に反抗されるとき親は

松谷です。

 

稲荷先生と仕事しながらこんな話をしました。

 

子供に反抗期は来るのは当たり前やで。

 

男の子が父親の批判をしたり、女の子が母親の批判をしたりするのは、大人への精神的な成長の階段を登っているだけであり、ごく当たり前のことであると。むしろない方がおかしい。親と子はあくまで、違う個人であり、その中でアイデンティティを獲得していく(自我の確立?)ということのようです。

 

(女の子の父親に対する反発は生物学的にどういう意味を持つ反発なのかはわかりません。もしかしたら、子孫繁栄の可能性を高めるために、似たような遺伝子の人と結びつかないように遠ざけようとしているんでしょうか。多分違うと思いますが。)

 

でも、当たり前だとしても、親側はそう割り切れるものでもないよ、と。

 

そら、めっちゃ悲しいで、と。

 

僕はまだ新米の父親ですが、今から、娘にそのような感情を抱かれるのを想像するだけで、胸が張り裂けそうです。

 

たぶん、稲荷塾に預けていらっしゃる親御さんもよっぽどの大ベテランの方以外は同じような心境なのではないでしょうか。もしくは、既にそれを経験されたのではないでしょうか。

 

特に稲荷塾は、小3から高卒生までの生徒さんをお預かりしているので、その間に反抗期が来るケースも結構あるのではないでしょうか。

 

そのときに、親がどのように接するかは非常に難しい問題なんだと思います。

 

 

反抗期はあるという知識をもとに、そんなもんなんだと割り切って流すとか、もしくは少し接触を減らすとかそういったところが、一般的に推奨される感じでしょうか。

 

もしくは、反抗期が訪れないように、できるたけ親と子という関係を表に出さないように、友達感覚の親子関係にしてしまう感じも流行っているかもしれません。(これがいいかどうかは論じませんが。)

 

子供が勝手に夢中になっているものに、夢中にさせまくって放っておくというのもあるかもしれません。(それがゲームとかだったら一言二言言いたくなってしまいますが。。)

 

もっとがんばって、反抗期すらをも包み込む愛情を示せばよいのでしょうか。そんな簡単にできるものなのでしょうか。

 

うーむ。僕も、300人以上の親御さんと個人面談を合計1000回近くはしたと思います。でも、ほんとの反抗の様子はそんなところには表れないんだと思います。各家庭の中に出てくるんだと思います。(もちろん多少は出ますけどね。一緒の席に座っていることとか、勉強とかに口を出してくることに、あからさまに不満顔をする子はいっぱいいます。)

 

そのときは、子供は声を荒げるのでしょうか。ほとんど無視をするのでしょうか。(男の子はほとんど母親に話さなくなるかもしれませんね。)

 

いずれにしても悲しいことですね。やはり。

 

うーむ。

 

やはり、僕はまだ、親目線からこの話題を語るには経験が足りないようです。(稲荷先生の分野でしたね。)

もし、語ったとしても、それはただの、受け売りですね。

 

 

なので、子どもから大人になったものとして、子ども側へのアドバイスを。

 

反抗期はいつか必ず終わります。そして、今、反抗していることは、後から思いだしたら、ほんと顔から火が出るほど恥ずかしいことですよ。

 

そんな知識を少しだけ先に持っておいて、自分の親への言動を少し抑えてみたらいいのではないでしょうか。

 

その少しができれば、それは人より早い反抗期の卒業となり、そんなところに無駄に使うはずだったエネルギーを、もっと有意義に使えるんだろうなと思います。

 

そんな人はきっとすごく、かっこいいし、かわいいし、モテると思いますよ。

 

お母さんとかお父さんに正当な理由なく反抗してる人ってカッコ悪いですもん。

 

勉強もレベルがぐんと上がってできるようになると思います。自分の庇護者に犯行するなんて自然界だったら死につながるようなそんな意味不明なことしてる人が勉強なんてできるわけないですからね。

 

 

僕はそう思いますね。

 

なんかどっからの目線かよくわからなくなりましたが。。

 

まぁ、僕は塾生にとっての良き第三者になることができればと思っています。言うことは言いたいですし、褒めるところは褒めたいですし、ほんの少し逃げ口?になるときもあってもいいのかもしれません。