やるべきこととは?

昨日の数ⅠAでは「解の配置」を学びました。

非常に重要な分野です。今後数ⅡBに進んでも、数Ⅲに進んでもずっとこの考え方を使い続けます。何としてもマスターしておかなければなりません。

それで感じるのですが、想定される予習レベルにはるかに届いていない塾生が何人もいます。とても日々30分「稲荷の独習数学」に取り組んで来たとは思えない諸君です。

しかし同時に思うのは、この推奨される予習を独力でこなせる子は非常に優秀です。

ということは、苦戦する諸君が出て来るのは当然のことで、そのときにどうするかが大切です。

まずは土曜日の利用です。

塾では土曜日の3時から9時まで2階教室にチューター2人と松谷君とで質問対応と、授業を休んだ時のための振り替え授業をしています。これを利用して、「稲荷の独習数学」を理解し、テキストの問題を解くのです。

次に、授業前に早く来て質問するのです。1時間前に来ても2時間前に来ても構いません。

その他、短い質問なら、土曜日や授業日以外でも構いません。中には小学生部のところにやって来て質問する高校生もいますが、それもオーケーです。

要するに、やる気さえあれば何とかなるようにしてあります。

それなのに、何もしないで、何も分かっていない状態にしておくのはダメです。

正直言って、稲荷塾ほどとことん付き合ってくれる塾はそんなにあるものではありません。問題はそれを利用するかどうかということです。

それと、自分でできるところまではやってみたという姿勢はほしいです。

努力もしないで、丸投げにしてくる子には腹が立ちます。

そういう場合は、まずやるべきことをやれ、と突っぱねます。

ですが、それはケアしないと言っているわけではありません。

それぞれが自分の課題と向き合い、成長して行ってほしいと願っています。