チューターが使ってた他教科参考書

松谷です。

もうすぐ、入塾説明会ですね!20日、26日が楽しみです!

 

さて、前回の説明会で、稲荷塾は受験生相手だと数学を専門にしているが、他のものについては、どうしているんでしょうか??という質問がありました。

 

高2くらいまでの先を見据えた子だとA会話もかなりフィットするとは思います。しかし、確かに高3の受験生の段階では、やや目的と乖離するかもしれません。

作文も中学生までです。

ということで、これまでの稲荷塾卒業生であるチューターが使っていた数学以外の教科の参考書や問題集について、何人かに聞いてみましたので、参考までに記したいと思います。

 

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林くん

(言わずと知れたスーパー林くん。理科を始めたのは高3夏くらいとかなり遅いようですが、ぐぐっとトップレベルまで上げたようです。)

物理
名門の森 ・・・必要最低限の知識と解法が身につく。

化学
新研究,新演習・・・何故そうなるかまで載っているから理解しやすい。

※ちなみに、灘トップの英語は英会話教室?でぐっとやった後は、学校のプリント中心だったようです。

 

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増見ちゃん

(理数系の神。特に理科の神だったようです。)

物理

名門の森・・・基本これをマスターすればどの大学でも勝てるようにになる。立式の理由も詳しい。

難問題の系統とその解き方・・・暇があればやればよいが、、、。一応二周した。

化学

重要問題集・・・学校と並行して高1のときに。

化学の新演習・・・これは難関大受験生マスト。

化学の新研究・・・コラムが面白い。

新理系の化学100選・・・暇だったので。。

英語

精講シリーズ・・・愛用していた。基礎をやってから標準をやった。標準は標準という名前だが難しい。英文問題精講でSVOCMの割り振りをしっかりやって、長文問題精講は1日1文を目安にやった。

ネクステージ・・・センター試験の文法問題など用に。

思考訓練の場としての英文解釈・・・当時通っていた塾のやり方とマッチしていたので。

日本史

センター日本史が面白いほど解ける本・・・これが効いた。(萌え系の黄色い表紙のやつ。)

※番外編として、国語は京大の国語の過去問をやった。センターしか受けてないが、センターの点数が安定するようになった。
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足立くん

(真面目にコツコツやるタイプ?特に授業の予習と復習を大事にするタイプだったようです。)

英語

例解和文英訳教本・・・解説英訳例が豊富で分かりやすい。自分ひとりで進めていくことができる。

ドラゴンイングリッシュ必修英単語1000・・・1000語だけなのになぜか入試問題などの英語文章中によく出てくる。単語の訳がほぼひとつに絞られているので覚えやすい。単語の使い方も学べる。

化学

有機化学演習・・・問題形式・難易度的にカバーしている範囲が広い。これをやればとりあえずほぼ完成する。

生物

教科書、リードα・・・意外と学校で配られる教科書、問題集をしっかり穴なくやり込めばかなりのレベルに達する。
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稲荷興心くん

(理科が激強だったようです。)

 

化学

化学の新演習・・・何周もしてかなり力がついた。

有機化学演習・・・新演習同様かなり助けられた。

 

生物

リードα生物・・・学校で配られた問題集兼参考書ですがちょうどいい感じでした。

地理
瀬川センター地理講義の実況中継・・・センター地理にはオススメ。

英語(最後の一ヶ月になってやっと開始して、以下の参考書と過去問と模試過去問だけで試験に臨んだが飛躍的に伸びた気がする。)

速読英単語必修編・・・最後の1か月で詰め込んだら長文に出る単語をほとんど押さえられた。一ヶ月前は少なくとも半分は知らなかった。

英文読解の透視図・・・英文解釈が負けないレベルになった。

大矢の英作文講義と実況中継・・・英作文を偏差値30レベルの完全に0から作り上げた。
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川西くん

(全般的にオールマイティだったようです。学校の成績もすごかったようです(´⊙ω⊙`))

????(聞いたら追記します)
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西原さん

(部活をやりながら、頑張っていたようです。)

????(聞いたら追記します)
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山本さん

(何やらしっかりやってそうな気がします?!)

????(聞いたら追記します。)
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松谷(古すぎますが。。。。)

物理

橋本流解法の大原則・・・当時画期的にわかりやすかった。

新体系物理・・・何をもって新なのか。。コンパクトにまとまっていた。

重要問題集・・・学校で配られていたが、重要な問題は網羅されていたと思う。ただし、解説が貧弱だと思う。

化学

照井式化学・・・当時画期的に深いところまでわかりやすかった。

岡野のはじめから丁寧に・・・センターレベルまでの基礎を最初にやるのによい。(書籍名は変わったようです。)

無機ポイント70で合格を決める。・・・非常に薄くて受験スタートに最適。これだけで合格は決して決まらない。

(実際に自分でやったわけではないですが、宇宙一わかりやすい化学みたいなやつとかも分かりやすそうだなと思いました。スタディサプリなども肌が合えば良いような気がしました。)

地理

実況中継シリーズ2冊・・・なんの実況中継か忘れましたが、一ヶ月で、40点から70点強レベルまであがりました。

英語(一応専門家として、あらゆる参考書を見たうえでのおススメ)

単語

鉄壁、システム英単語(ベーシック、スタンダード)、ターゲット(1200,1400,1900)、速読英単語(必修編、上級編)、単語王、Duo(セレクトと3.0)・・・つまりなんでもいいということですね。1冊だけということだったら鉄壁をやるのがいいと思います。知らなすぎるのをやる前に足元からやるべし。

英文法(講義系)

山口英文法(上、下)、大岩のはじめからていねいに、安河内系の基礎のやつ・・・山口英文法をもっともおススメしますが、基礎がめちゃくちゃなら、大岩や安河内系をやってもいいかも。

英文法(問題集系)

ネクステージ、スクランブル、ビンテージなど・・・要するになんでもいいのです。学校でもらったやつを1冊やっといてください。

英文解釈(精読)

英文読解の透視図、ポレポレ、読解の基本はここだ、英文解釈の技術基本100、英文問題精講・・・英文読解の透視図がなかなか秀逸だと思います。受験生はここまでやれば東大理Ⅲや京大医学部だとしても基本OKです。あとは、過去問などで問題演習するのみ。和訳なら京大、阪大がいいですね。英文解釈教室という昔の名著まで手を出す人は近頃ほとんどいません。

英文読解(速読系)

やっておきたい英語長文(500,700,1000)、ハイパートレーニング(センター、難関大)、速読英単語(必修、上級)、長文問題精講・・・CDついているものであれば1回読んだ後は、音声を流してスピードの目安にするとよいです。目標は100~150w/minです。

英作文

ドラゴンイングリッシュ、竹岡の英作文が面白いほどかける本、ハイパートレーニング(和文英訳編、自由英作文編)、大矢英作文講義の実況中継、150パターンで書ける英作文、例解和文英訳・・・どれでもいいです。自分の好みのものを。個人的にはドラゴンイングリッシュ好きです。

リスニング

キムタツのリスニングシリーズ(東大英語リスニングbasic,東大英語リスニングなど。今はもう少し基礎のものも出ている)、carmeliaのレッスン・・・キムタツリスニングsuperは受験生としてはやりすぎと思ったが、最近の受験生でかなりリスニング得意なら踏み込む人もいるのかもしれない。単語帳を覚えるときに音声も覚えるのも大事。まず最初にアプリやCDなどで、ざーっと発音を聞いて確認したうえで、condemn(見る) 、コンデム(発音する)、非難する(意味を言えるようにする)みたいな感じで覚えるとよいです。(覚えた後に音を確認するでもよいでしょう。)ハイパートレーニングや英文解釈の技術、速読英単語などについているCDなども利用するとスムーズにリスニング専門の勉強にうつれると思います。ちなみに、carmeliaの授業を受けるのが一番リスニング力が上がると思います。僕は学生の皆さんが受験生になってからだと決してできないくらいリスニングの勉強をテキストやCDを使って勉強してきて、かなりリスニングの勉強法にもこだわってやってきましたので、1年とか2年とかかけて地道に上達するコツは一応わかっています。しかし、carmeliaに習った場合それを飛び越える上達をもっと短期間で成し遂げられるようです。何故かはまだ研究中ですが、入試にガチのリスニングが出る高2生以下の方は非常にお勧めします。