学校英語は役に立たないか?

松谷です。

昨今の英語学習の盛り上がりとともに、これまでの学校の英語学習に対してものすごい批判があります。

こんなに、6年間も勉強しておいて、ろくにしゃべりもできない聞けもしない英語学習に意味があるのか?!

そもそも、教える側が、教えるレベルに達してないだろ!

などなど、数々の批判があります。

事実、稲荷先生が昨日書いた記事

http://inarijuku.com/2017/02/10/1592/

にあった京都府の中学教員のtoeicの点数には驚きました。

 

ただ、個人的には、役に立つ部分はあると思います。

 

学校英語がなければ英語学習時間がゼロになる人がいっぱいいるのは間違いないので、日本人全体の底上げにはとても寄与していると思います。また、教えられている文法事項の大半も、読解の基礎的な方法論も、土台として必要なものであると思います。

 

一方で、もし少しでも真剣に学んでいきたい、英語が好きだ、英語で将来何かしていきたいという人が、対象となると、恐ろしく不足だと思います。特に公立中学のカリキュラムや先生の実力は。

学校の集団教育が、やや下に合わせなければならないとしても、その足りなさは見ていて悲しいほどです。

 

公立の中学の英語の内容は、

中学の英語を10時間で復習するという本もあるくらいほんとにそれくらいのものです。

 

以前、個別指導の先生に、教えるためのガイドとして、ギュッギュッと詰めて紙に書いたんですが、文法項目は、A3で1枚くらい。単語もA3で2枚くらいでした。そんなものに3年かけてるわけです。

(もちろんそれを覚えるのに苦労している人の現状もいっぱいみてきました。なので、軽々しくは言えないのですが、それに苦労している人や無理だといっている人は将来、運転免許をとれないと思います。内容としては、中学英語の方が少ないくらいだからです。でも、見てください、みんな1ヶ月以内の勉強で免許とってますよね?90点以上合格の試験でですよ?要は意識の問題だけなんじゃないかなと。)

 

ただ、もし、それに3年かけるとするなら、その少ない内容を運用レベルまで、高めるということを目指す場合においてのみ意味があると思います。

 

少ない内容ではありますが、瞬時に読み書きできて、瞬時に聞いて話すことができるまでもっていく気概を持って教えるならば、英語人生の大きな基盤になると思います。

 

ただ、そこを目指さず、相変わらず、紙の上での文法のみで、読解もゆっくりゆっくりみたいな状況では、完全に無駄な時間を過ごしていることになります。

 

学習をあまりにもゆっくりやると弊害としてその全体像が見えなくなるんです。事実、中3くらいでかけこみで塾にいらっしゃる方がbe動詞と一般動詞と進行形の区別がつかないことが多いのですが、それを体系的にまとまて説明してあげると、結構、面談の時間の20分だけで理解してしまいます。

 

そして、そういうことなら、よし!運用まで目指そう!という目標をかかげたとしても、実際には、中学レベルの運用であっても瞬時にできるようにするのに指導しようと思えば、だいたい英検で準一から一級くらい、toeicではいまいち正確に測れないですが少なくとも800くらいは必要であり、それに達してない教員が教える以上、上記の目標を達成するのはなかなか困難なわけです。

 

もし、今の学校英語の進度が遅くてたるいと思った人は、なんらかの形で、スピードを上げてある程度の単語文法を入れてください。音声もついているテキストが理想です。ここまでなら結構独学でもできるはずです。核心部分は、A3で3枚くらいの内容なんですから。もし、独学が無理なら、家庭教師をつけても良いでしょうし、個別指導塾で要望をいっても良いでしょう。

 

その後ぜひとも、Carmeliaに習ってほしいなと思います。きっと英語の世界が広がってくると思いますよ。

 

早めの良い出会いで、人生の方向が何度か変わったならば、それは10年後には全く違うものになるのではないかと思います。(これは大人の人でもそうですね。)

 

僕もどこかで何らかの形で携われたらなとは思っています。そのときには、これまた教材作成や入試分析やtoeic受験の経験も生かしたいとそして、自分もより向上をしたいなと思います。そうでなければ、何を言う資格もないと思います。