今泉健司さん

先日買った「介護士からプロ棋士へ」(今泉健司著)はとてもいい本でした。

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一気に読みました。

今泉さんは私が奨励会をやめたあとの入会なので、直接の面識はありません。それに私自身、将棋と遠ざかってかなりになるので、今泉さんの詳しいことは知りませんでした。

しかし、彼がプロの編入試験を受けるという話題で盛り上がったことがあったことは覚えています。新聞で関連の記事を見て、すごい人がいるんだなぁと思ったのです。

彼の前には瀬川さんがプロの編入試験を受けてプロになったことは有名で、確かサラリーマンからプロ棋士へといったようなタイトルで、平凡な人生を脱して夢を目指そうという社会現象にまでなったと記憶しています。

瀬川さんもすごいです。後藤元気さんが書いた本で瀬川さんのことを読んで(今は手元になく、検索しましたが、どういうわけか見つかりませんでした)、涙を抑えることができませんでした。

ただ、瀬川さんの編入試験自体はそんなに大変なものではなく、形式的に行ったような印象を受けていました。

それに対して、今泉さんの編入試験はあまりにも厳しかったです。試験官が新鋭の四段たち5人で、3勝以上しないといけないと知ったとき、正直言って絶対に無理だと思いました。

しかし、それを突破してプロになったのです。

まあ、このぐらいしか知りませんでしたが、今回「聖の青春」を観た勢いでジュンク堂の将棋コーナーに行って、今泉さんの本を見つけ、買ってみたのです。

いや~ぁ、

本当にいい本でした。

何度も叩かれ、紆余曲折しながら、彼の内面が成長していく様子が伝わって来ます。

それに本の中にはよく知っている人や場所、似たような体験等が出て来て、懐かしく自分の過去を振り返ることもできました。

是非読んでみてください。